皇后杯での得点が期待される葛馬史奈
アンジュヴィオレ広島は11月15日、福井県のテクノポート福井スタジアムで第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会初戦(2回戦)に臨む。
相手は高校女子サッカー界の”西の横綱”で、今回も関西1位で皇后杯参戦の日ノ本学園高校(兵庫県)。1回戦では中国2位の徳山大学と延長戦の死闘を4-3で制し(前半0-1、後半1-0、延長前半1-1、延長後半2-1)手ごわい相手となっている。
アンジュヴィオレ広島はなでしこリーグ2部1年目を10チーム中5位で終了。最終節、なでしこ2部優勝で8年ぶり1部復帰を決めたAC長野パルセイロ・レディースを1-0で倒し、「いい形で」(奥村優之監督)皇后杯を迎える。
ただ、AC長野パルセイロ・レディース戦で攻撃の軸となった神田若帆は「登録の関係」で皇后杯には出場できない。
AC長野パルセイロ・レディース戦でもぎとった1点は、右サイドバックに下がった葛馬史奈のクロスを赤嶺美月が確実に決めたものだったが、皇后杯では再び葛馬史奈が前線に入る模様。
この試合に勝てば、21日、コカ・コーラウエスト 広島スタジアムでおそらく勝ち上がってくるであろうINAC神戸レオネッサとの対戦が待っているだけに、絶対に負けられない一戦となる。
葛馬史奈の話
パルセイロ戦は後ろから見てても楽しくて、前に行きたいなと思いながら見てました…。二人目、三人目が出てくるようなポジションを作りながら、パルセイロ戦のようにみんなで崩せばいけるんじゃないかと思います。
なでしこリーグ2部アンジュヴィオレ広島得点ランキング
7点 水野祐里、葛馬史奈、斎原みず稀
5点 赤嶺美月
3点 神田若帆
2点 赤城史香、武田裕季
1点 倉本あや、山口友里恵、小西菜月、山縣尚実