”完全アウェー”のコートでタイムアウトの広島ドラゴンフライズ
広島ドラゴンフライズは12月4日、熊本県立総合体育館で熊本ヴォルターズと対戦。3000人の大観衆の声援に押されて攻めてくる相手の攻撃を封じ切れず62-78で敗れた。このため「土・日連勝」はならず、B.LEAGUE B2西地区での首位再浮上に失敗、さらに島根スサノオマジックと勝率で並び当該チーム同士の対戦で負け越しているため3位に後退した。
B.LEAGUE B2 第10節
広島ドラゴンフライズ62-78熊本ヴォルターズ
1Q:19-16
2Q:16-21
3Q:15-25
4Q:12-16
今シーズン成績:15勝5敗
会場:熊本県立総合体育館
入場者数:3124人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#21コナー・ラマート、#24田中成也
熊本:#1中西良太、#2古野拓巳、#7小林慎太郎、#11福田真生、#20ジョエル・ジェームス
熊本ヴォルターズのマスコット、ぼるたん
第1クォーター3点リードで迎えた第2クォーター。オフェンスリバウンドからのセカンドチャンス、ターンオーバーから得点を相手に積み重ねられ、ついに逆転を許35-37で後半へ。
勝負どころの第3クォーター。相手はインサイドからもアウトサイドからも多彩な攻撃を仕掛けてきたが、これに広島ドラゴンフライズのディフェンスが対応しきれず、15-25と10ポイント差でこのクォーター完敗…。
こうなるとアウェーは不利…。時間の経過とともにアリーナには熊本ヴォルターズへの声援がどんどん大きくなっていき首位決戦は1勝1敗、痛み分けに終わった。
B2リーグ、広島ドラゴンフライズはこれで開幕から10節20試合を消化して15勝5敗の西地区3位で交流戦へ。
次節は12月10日、11日、広島サンプラザホールに、広島ドラゴンフライズ元キャプテン、平尾充庸のいるバンビシャス奈良(中地区5位、6勝13敗)を迎える。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#21コナー・ラマート14点
#0アジーズ・エンダイ11点
#18鵤誠司10点
◆リバウンド
#0アジーズ・エンダイ10リバウンド
#21コナー・ラマート7リバウンド
熊本ヴォルターズ
◆得点
#24古野拓巳24点
#20ジョエル・ジェームス12点
◆リバウンド
#20ジョエル・ジェームス13リバウンド
#1中西良太7リバウンド
#11福田真生5リバウンド
#43ポール・ビュートラック5リバウンド
広島ドラゴンフライズ・佐古賢一HC
第1Qはいい入りが出来たが、昨日できたことが今日はうまくできず、勝負所でセカンドチャンスからの失点、ターンオーバーを出してしまった。苦しい時間帯とくに第3Qの中西選手に決められた得点が1番きいた。最後の第4Qの追う展開になってからのゲームの運びはもっと経験していかないといけない部分。交流戦も始まり、年内に残り8ゲームあるので、しっかりと切り替えて一戦一戦しっかりとやっていきたい。