2016-17 Vプレミアリーグ男子、第2レグ 第3戦・東レアローズ戦(12月4日・日曜日 、富山県・南砺市福野体育館)
正直言うと、この南砺市大会で当たる2チーム(合成と東レ)との対戦には、いいイメージがない。だから、連敗してる中、遠征して、戦うのがこの二つ…。胃が痛かった。
それを払拭してくれた、前日土曜日の合成戦だった。
構想中の「スーパーリーグ」なるものがどんな形をとるのか(果たしてJTは参加するのかどうか)わからないけど、とりあえず、今は、通常「土日2連戦」なのだから、両日同じようにパフォーマンス出来ないといけない。しかも、こちらは大変遅れをとっているわけだし、1戦必勝!気を抜くとこはないはずだけど。
今日の結果は、
20-25
22-25
25-23
22-25
セットカウント1-3、獲得ポイント0。
うちと同じように開幕から苦しんではいるけど、前日土曜日にパナソニックを破り、今日も勝って二連勝した堺ブレイザーズと順位が入れ替わり、とうとうチャレンジマッチが見えてくる7位に転落してしまった。
スターティングメンバーは
WS:越川、八子
MB:筧本、中島
S:深津
OP:ルブリッチ
L:唐川
…昨日と同じだけどねぇ。
昨日良い勝ち方が出来て、今日は公式練習でも表情も明るく声も良く出ていた。明るい…は、緊張感が欠けてたからなん?
あり得るねぇ…。リラックス と 気が緩む は隣り合わせだ。2日間、適度な緊張感を保つ、くらい出来なければ、プロじゃない。
東レは、硬軟織り交ぜてサーブが良いチームだ。ミスも少ない。先にミスをしていては、勝てない。
今日は、セッター深津のトスが乱れまくっていた。昨日はサーブレシーブが多少乱れてもうまく、攻撃を振り分けて丁寧なトスが上がっていた。昨日と今日の微細な変化は何がそうさせているのか、自分自身で分析が必要だ。
ただ、その微細な変化を試合中に分析して修正するのは難しい。勿論、そう出来る自分に変わることは大切だ。スタメン以外のリザーブのメンバーに、その役目を振ってコートに送り出すのが監督の仕事だ。送り出されるメンバーも、自分に与えられた使命を充分に理解することが大事だ。
第2セット9-12のところから、唐川に代わって久原が入った。
10-14からは、第1セット後半に八子に代わって入った安井を八子に戻した。
10-15からセッターを深津から井上に変えた。
そして、このセット、10-16の劣勢から19-19で並ぶところまで行ったのだ。これまでのJTならズルズルいってたところだ。
第2セットは20-20の後、粘りきれず落とした。
が、第3セットにこの粘りは、生きる。セッター井上、リベロ久原、MB町野、WS八子が、ルーベ、越川、筧本と一体となって、第1セットから掴みたくても掴めなかった“試合の流れ”の端っこを確かに掴んだ。
第2セットを獲得していれば、今日の試合は勝っていたかもしれない。掴み損ねたものはなんだったのか。
敵はコートの向こうのあの人なんだけど、それ以外に、自分の中の何かと戦っていないか。
自問自答。
その戦いは重要だ。それがないと成長はないし。でも、試合前までに終わっておこう。
今日の一敗、ポイント0は、もうどうやっても変わらない。
でも、明日からの自分を変えることで、まだ、取り戻せる。
でも…やっぱり悔しい!いいプレーだった、と言ってもらっても、勝てなきゃ悔しい!勝って、笑いたい!
頑張れ!JTサンダーズ!
来週の大阪は、会場から声援を送ります。
ちゃこ