ゲーム後、コートを一周する仲摩匠平選手(右)とダニエル・ディロン選手(トップ画像説明)
広島ドラゴンフライズは4月8日、広島サンプラザホールで鹿児島レブナイズと対戦、前半を62-43で折り返すと第3クォーターでは坂田央、仲摩匠平がコートに立ち、司令塔・鵤誠司とのコンビネーションも冴え、ダニエル・ディロン、北川弘らも躍動、今季最多得点を挙げ、112-81で快勝した。
一方、この日、熊本ヴォルターズとの2連戦の2戦目に臨んだ島根スサノオマジックは終始、後手に回り64-66で競り負けた。
この結果、B.LEAGUE B2西地区3強の成績は…
島根スサノオマジック 52試合43勝9敗
広島ドラゴンフライズ 51試合40勝11敗
熊本ヴォルターズ 52試合39勝13敗
広島ドラゴンフライズは残り9試合で島根スサノオマジックまで2・5ゲーム差、これで5戦全勝となった鹿児島レブナイズに9日(日)のゲームでも勝てば、ゲーム差は2とさらに接近する。
B.LEAGUE B2 第26節
広島ドラゴンフライズ112-81鹿児島
1Q:24-23
2Q:38-20
3Q:26-15
4Q:24-23
今シーズン成績:40勝11敗
マンオブザマッチ:#12ダニエル・ディロン
会場:広島サンプラザホール
入場者数:1309人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
鹿児島:#3鮫島和人、#6ビクラムジット・ギル、#12藤田浩司、#41松崎圭介、#51安慶大樹
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#12ダニエル・ディロン21点
#0アジーズ・エンダイ16点
#11北川弘15点
#21コナー・ラマート15点
#24田中成也15点
#18鵤誠司12点
◆リバウンド
#12ダニエル・ディロン11リバウンド
#0アジーズ・エンダイ 7リバウンド
#21コナー・ラマート 6リバウンド
#18鵤誠司5リバウンド
◆アシスト
#18鵤誠司6アシスト
#12ダニエル・ディロン5アシスト
鹿児島レブナイズ
◆得点
#22中園隆一郎22点
#6ビクラムジット・ギル17点
#9山田安斗夢10点
◆リバウンド
#22中園隆一郎10リバウンド
#51安慶大樹 5リバウンド
◆アシスト
#3鮫島和人7アシスト
広島ドラゴンフライズ・佐古賢一HC
「今日は1Q少し鹿児島のトランジションで押し込まれて、3Pをうまくつながれたが、広島もシュートがよく入り、いい展開に持ち込むことができた。田中が安定してきていているが、今日ももっと打てるシュートはあった。大事な場面でのシュートに期待もしているし、我々の起爆剤となる選手であることは間違いない。鹿児島は外国籍選手が1人ということもあるので、明日もトランジションに気をつけて、これをどう攻略するのかが我々がステップアップする鍵になると思う」
広島ドラゴンフライズ・田中成也
「ずっとダメだった時期が続いた中でもう下はないと振り切って、プレイできている。徐々に良くなってきている感じはあったので、先週、今週のゲームできっかけをつかめたと思う。だが、今日も81失点と得点を取られすぎているので、我々はディフェンスのチームである以上、勝った中でもしっかり反省をして、明日に臨みたい」
鹿児島レブナイズ・鮫島俊秀HC
「B2で1番強い3チーム(島根、熊本、広島)との対戦が続く中で色々なプログラムを用意してきて、なんとか一矢報いようと臨んだ。だが主力の外国籍選手2名を欠いて、泥臭く戦いながらもお客さんに満足してもらえるようなゲームをしたいと戦った。ディロンにやられてしまった部分が悔しいところで、明日はなんとか抑えれるように準備をしたい。我々は全力で正々堂々と明日も戦うだけ」