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【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > ピックアップ > 日本代表候補・鵤誠司スタメン復帰の広島ドラゴンフライズ、大事な交流戦初戦でバンビシャス奈良に競り勝つ
2016年12月10日
編集部

日本代表候補・鵤誠司スタメン復帰の広島ドラゴンフライズ、大事な交流戦初戦でバンビシャス奈良に競り勝つ

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広島ドラゴンフライズ
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  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

スターター復帰の#18鵤誠司のシュートをブロックしようとジャンプするバンビシャス奈良の#25平尾充庸

広島ドラゴンフライズは12月10日、広島市西区の広島サンプラザホールで交流戦初戦となるバンビシャス奈良戦に臨み、86-77のスコアで”白星発進”した。

試合は第1クォーターで互いに譲らぬ展開となり17-16で第2クォーターへ。一時は4点のビハインドとなったが、残り2秒でダニエル・ディロンが3Pのジャンプショットを確実に沈めて何とか前半を41-42で折り返した。

「前半、デフェンスのプレッシャーが足りない状態で、後半修正した」(佐古賢一ヘッドコーチ)形で臨んだ第3クォーター。山田大治がインサイドからしっかり決めて45-44とリードを奪うと、コナー・ラマートのニアポストからの2本を挟み、田中成也の3Pが決まって52-48。第3クォーター残り6分でこの試合、初めて試合の流れがこちらに傾き始めると勝負勘抜群の朝山正悟が3Pを決めるなどしてリードを広げ、終わってみれば32-13と勝負どころのせめぎ合いを大差でモノにできたのが大きかった。

この試合で5試合ぶりにスターターに名を連ねた鵤誠司は、前季は広島ドラゴンフライズのキャプテンを務めたバンビシャス奈良の司令塔、平尾充庸とガチンコ勝負。

「マッチアップでは負けない」が持ち味のはずの鵤誠司は、しかし久々のスターターということもあってか、前半は平尾充庸との距離を取り過ぎて得点を許す形となったが「コンタクトをとりながら対処した」後半では相手の動きを封じることに成功した。

コナー・ラマート
ベストエンターテイメント賞は14得点10リバウンドのコナー・ラマート

朝山正悟
マンオブザマッチ(サンエス不動産提供)は勝負どころで流れを引き寄せ、ダニエル・ディロンと並ぶチーム最多の15得点を決めた朝山正悟キャプテン

B.LEAGUE B2 第11節
広島ドラゴンフライズ86-77バンビシャス奈良
1Q:17-16
2Q:24-26
3Q:32-13
4Q:13-22
今シーズン成績:16勝5敗 、西地区3位
マンオブザマッチ:#2朝山正悟
会場:広島サンプラザホール、入場者数:1708人

【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也

奈良:#0本多純平、#9桝本純也、#13小松秀平、#25平尾充庸、#41ジョン・フラワーズ 、

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#2朝山正悟15点
#12ダニエル・ディロン15点
#21コナー・ラマート14点
#24田中成也12点
#5山田大治11点
#18鵤誠司11点

◆リバウンド
#21コナー・ラマート11リバウンド
#5山田大治5リバウンド

◆アシスト
#21コナー・ラマート4アシスト

バンビシャス奈良
◆得点
#41ジョン・フラワーズ22点
#32アンディー・オガデ14点
#0本多純平 11点

◆リバウンド
#41ジョン・フラワーズ7リバウンド
#32アンディー・オガデ6リバウンド
#0本多純平 5リバウンド

◆アシスト
#25平尾充庸7アシスト
#41ジョン・フラワーズ4アシスト

広島ドラゴンフライズ・佐古賢一HC

前半はディフェンスのプレッシャーが足りない状態で、イージーな得点を与えすぎてしまった。少し楽してバスケットをしようという部分が相手に勢いを与えてしまった。その前半に悪かった部分を修正した結果、3Qに大量リードを奪うことができた。その反面で4Qは守りに入り、パス回しが増えたことで、最後までもつれる試合展開になってしまった。

明日は1Q からしっかりとディフェンスを機能させて、40分間ディフェンスからリズムを作りたい。交流戦の初戦をホームで戦えたことは大きなアドバンテージだが、移動の多さなど選手のコンディション調整が難しくなってくるので、自分たちが結果を残さなければならないという自覚をもって交流戦しっかりと戦っていきたい。

広島ドラゴンフライズ・#18鵤誠司選手

前半は自分たちのディフェンスができなかったが3Qは修正でき、点差をつけることができた。個人としてはまだまだ自分らしいプレイが長い時間お見せできていない。頭で考えすぎてプレイしていること、シュート確率の悪さが課題。まだまだ成長できると思っているので、佐古HC、チームメイトを信頼して頑張っていきたい。

バンビシャス奈良・衛藤晃平HC

バンビシャス奈良

前半と4Q はゲームプラン通りだったが、3Q にPGがアクシデントで抜けた時間帯に粘り強くかつチャレンジできれば良かったが、逆にミスが出て、広島のファストブレイクで走られた。そこで、ふたふんばり出来れば展開は変わったと思う。それでも選手はよくファイトしてくれたし、また明日40分間チャレンジできるように準備していきたい。

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