4月8日 〇2-1ヤクルト、マツダスタジアム
通算6勝1敗1分け、雨天ノーゲームの巨人に追いつき同率首位浮上
14時・3時間13分、3万1061人
相手先発 ●小川7回6安打2失点
本塁打 なし
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番ファースト新井
五番ライト鈴木誠也
六番レフトエルドレッド
七番サード安部
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー〇岡田8回3分の1、5安打1失点(2試合1勝)
Sジャクソン、来日初セーブ(4試合1S)
開幕第2戦で4回7四球6失点KOされた岡田が自己最多の147球を投げ、前日の加藤に続き九回一死まで無失点ピッチングを続けた。
初完封まであとツーアウトとなって、畠山に二塁打を打たれると続く中村に四球を与えてジャクソンの救援を仰いだ。ジャクソンがヤクルトの代打攻勢の前に連打され、岡田には自責1がついたが、最後はジャクソンが踏ん張りチームは引き分けを挟んで6連勝。
二回に2点の援護をもらった岡田はスライダーと真っ直ぐのコンビネーションで回を重ねるたびに調子を上げ、山田、バレンティンの三、四番をともに第3打席まで完璧に封じた。
八回には不運な内野安打で二死二塁とされると、山田に四球を与え続くバレンティンのボールカウントは3-2。最後はスライダーを低目に制球して空振り三振に仕留めた。
なお、九回、岡田が中村に投じたラスト3球はいずれもストレート。球速は152キロ、150キロ、150キロだった。
広島の得点は二死一、三塁からのダブルスチール(三走は新井)と、打席にいた石原の直後のタイムリー。安打数では7本のヤクルトを下回る6本だった広島だが、岡田の熱投に応えて新井、菊池らバックも好守連発、「投手陣を中心に守り勝つ野球」(緒方監督)を実践した。