今後、五輪代表候補として注目が集まることになる森保監督(トップ画像説明)
森保一監督の辞任が7月4日、サンフレッチェ広島から発表され、各方面に大きな波紋を呼んでいる。
例えばサンフレッチェ広島時代に森保監督と苦楽を共にした、浦和レッズのペトロビッチ監督はその知らせを聞いて「明日はわが身を心配しなければいけない仕事だ」ともコメントしたという。
森保監督は、ペトロビッチ監督がサンフレッチェ広島時代に築いた強固な”地盤”の上に新たなシステムを構築して5シーズン半で3度のJ1制覇を果たした。
…ということは…
普通に!?考えれば、サンフレッチェ広島を森保監督が離れたた今、一番その頭脳と指導力をクラブに持ち込みたいのは浦和レッズ、ということにもなる。
当然ながら、これは”外野”(サッカーなのに…)からのインプレッションに過ぎないが…
一方、ひろスポ!では以前から伝えてきたが、これで森保監督には東京五輪、サッカー日本男子代表監督として白羽の矢が立つ可能性が出てきた。
「確かに今季はズッコケたけど、それにはチーム事情などもあるし一概にダメとは言えない。5年半で3度のリーグ戦優勝、これだけ勝てる監督はそうそういない、東京五輪監督候補に当然、また挙がるようになる」(事情通の都内在住、スポーツ紙記者)
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現在、 東京五輪の最有力候補として名前が挙がっているのは手倉森誠氏で、前回大会を率いた実績などが評価されている。しかし、「反対意見」(同記者)も多いという。
森保監督は手倉森氏とは同世代で、8月には49歳になる。新たな挑戦をするにはちょうどいい円熟期へと向かいつつある。
近い世代のガンバ大阪・長谷川健太監督や、その上の世代の名古屋グランパス・風間八宏監督も所属クラブの意向は別にして東京五輪監督候補にリストアップされている。
そんな中、もしも広島のスタジアム(新スタジアム完成はもう2020年には間に合言わないので、エディオンスタジアム広島か、マツダスタジアムをサッカースタジアムに一時期改装)のピッチに森保監督が立ち、五輪代表を指揮してくれるなら、サンフレッチェ広島サポーターも心から声援を送るだろう。
それと同時に「広島から世界平和を発信する」という森保監督の願いもまた叶うことになる。
もちろん、森保監督がサッカーの現場を少し離れて、別の角度からサッカーにも接してみたい、というような状況にでもなれば、話はぜんぜん変わってくるのだが…