画像は、2024-25 SOMPO WEリーグ 第13節、サンフレッチェ広島レジーナvs三菱重工浦和レッズレディース、 エディオンピースウイング広島入場者数を示すスタジアム大型映像装置
3月8日の広島市内。風は冷たいが好天に恵まれた。
マツダスタジアムでは今シーズン最初のオープン戦、広島vsヤクルトが午後1時から開催された。広島の先発は”一番人気”の森下暢仁。入場者数は18,839人だった。
マツダスタジアムから直線距離で4キロ弱、車なら20分圏内のエディオンピースウイング広島では2024-25 SOMPO WEリーグ 第13節、サンフレッチェ広島レジーナvs三菱重工浦和レッズレディースが開催され、WEリーグ、リーグ戦最多の20,156人が入場した。
両スタジアム同日開催での比較で、エディオンピースウイング広島がマツダスタジアムを上回るのは今回が初めて。
ひろスポ!では2024年4月7日に以下の記事をアップした。
広島初!マツダスタジアムとエディオンピースウイング4月7日同時開催、サンフレッチェ広島がカープを越える日… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
続けて2024年5月20日以下の記事をアップしてダメを押しておいた。
カープ球団が一番言われたくない「カープ人気凌ぐ!」サンフレ×エディオンピースウイング広島のインパクト!やがて紫のスタンドのサポーターらが原爆死没者慰霊碑に大勢向かう日がやってくる | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
さらに、なぜそうなのか?理由の一端をこの日、両スタジアムでの試合開始前にアップした。↓
開業間近!の広島駅ビル(最新画像あり!)とマツダスタジアムオープン戦初日をつなぐ通称カープロード装いも新た!でもピースウイングの動線を想えばマツダスタジアム余りにもお粗末… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
今回のリーグ戦新記録の20,156人は、2024年12月29日に国立競技場であった
2024-25WEリーグ杯決勝、サンフレッチェ広島レジーナvsINAC神戸レオネッサの2万1524人のWEリーグ記録に迫る。
「まだまだ広島は野球かなあ」
広島に新たなサッカースタジアムを作るために懸命に努力した、サンフレッチェ広島・森保一監督(当時)がそう口にした時代があった。2013、14、15年ごろ、サンフレッチェ広島はJリーグ王者として大いに注目を集めたのに、広島県、広島市、そして地元マスメディア(一部の勇敢な関係者=旧広島市民球場跡地での建設を推して左遷などされた人たちは除く)は”カープ人気”などに忖度して、スタジアム建設へのまっとうな道を歩もうとはしなかった。
この広島新サッカースタジアム冬の時代をひろスポ!は森保一監督の姿を通して追いかけ続けた。ネットで広島、新サッカースタジアム問題、を検索すればいくらでも出てくる。
以下、ひろスポ!関連記事
森保一監督のエディオンピースウイング広島での代表戦”涙”について、「まだまだ広島は野球かなあ」の東スポ報道にひろスポ!からも1票! | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア(2024年6月12日掲載)
だからひろスポ!は、今月、埼玉スタジアム2002のピッチでSAMURAI BLUEを率いてW杯本戦進出を決める森保一監督に報告する。「我々が目指してきた、スポーツで平和を発信する広島の文化がまたひとつ花開きましたよ…」と…
ひろスポ!取材班は2009年のマツダスタジアム供用開始以来、その表舞台とウラ舞台を長らく見てきたが、プロスポーツの大先輩であるはずのカープ本拠地で、サンフレッチェ広島関連のポスターやエディオンピースウイング広島関連のそれを見たことがない。(2022年末に解散したアンジュヴィオレ広島のポスターはちゃんと関係者通路に貼ってあったが…)同じ広島市の施設であるにも関わらずだ。
このことはマツダスタジアム指定管理者のカープ球団が、意図的にサンフレッチェ広島を排除していることを示している。だが、決めるのは市民、3月8日は広島市民にとっての”記念日”である。
(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)