福山合宿初日、全員に指示を与えるジェイミー・アンドリセビッチヘッドコーチ(中央)(トップ画像説明)
広島ドラゴンフライズは8月14日、広島県福山市の福山市立大学で1次合宿をスタートさせた。18日まで福山市内に宿泊して5日間の練習を行う。一般には非公開。
ジェイミー・アンドリセビッチヘッドコーチは9日夜に来日したばかり。10日に会見を開きそのあと、広島市中区で選手たちと初めて体育館で練習に臨んだ。翌11日は試合形式の練習も行った。
個々のスキルを上げてきたこれまでの流れを受け、福山では個々のスキルチーム練習に集中して取り組むことになる。
新加入の3人を含む10選手にとっては、新鮮な時間となったはずだ。
アンドリセビッチHCは円陣の中でこう話した。
「ディフェンス面でこれまでと違う、新たなことに取り組むことになる。続けていくことが大切。変化を恐れないで欲しい。新しい考えを受け入れる姿勢を惜しまず、そこに100パーセントみんなの力を注いで欲しい」
練習に参加したメンバーには新加入選手が3名いる。
米軍横田基地内にあるYokota HighSchool出身のハンターコート(PG、18歳、日本国籍)。
この日からチームに合流した、NBAデベロップメントリーグ、サンタクルーズ・ウォロアーズ(カリフォルニア州サンタクルーズ)から移籍のテレンス・ドリストム(G/F、25歳)。
そして昨季、山形ワイヴァンズに所属、広島ドラゴンフライズの敵として手ごわい相手だった村上駿斗(G、21歳)。村上は8月1日に椎間板ヘルニアの手術を受け全治3カ月と診断されたが、別メニューで元気に参加した。
ひろスポ!関連記事
広島ドラゴンフライズ、アウェーの続く交流戦で不覚…3位に後退(2016年12月24日掲載)
hirospo.com/sports/35001.html
イケメンすぎる!PGハンターコート
田中成也(左)にあいさつするテレンス・ドリスドム(右)
寛田チームドクターの指示を聞く村上駿斗
練習初日、さっそくアンドリセビッチHC指導のもと、ディフェンスに関する新たな動きや考え方、場面に応じた基本的な守り方について、細かなところまで突き詰めていく作業に入った。
ディフェンスの練習では動きは止めて、アンドリセビッチHCが説明する時間が大半を占めた
説明のあと、実際に動きを確認する
山田大治と練習後、談笑するアンドリセビッチHC
初日の練習と向き合ったアンドリセビッチHCは…
・福山合宿では自分の考えの基本的なところを伝えるが、まだメンバーが揃っていない(復帰クリント・チャップマンは来日前)のでできるところから戦術などに取り組む
・ボールがこの位置にある時はどんな動きが必要で、ボールの位置がここなら…というところから始める
・素晴らしい体育館、素晴らしい環境でスタートできた
…と本格スタート初日のインプレッションを語った。
ひろスポ!では広島ドラゴンフライズの合宿の模様を今後も精力的に伝える予定。