胃がん手術からの復帰を目指す広島の赤松真人外野手が9月6日、山口県の由宇練習場で二軍練習に参加した。
あいにくの雨模様となったがこの日は赤松の35歳のバースデー。大勢のファンが駆け付けてグラウンドに立つ赤松に温かい声援を送った。
広島県廿日市市にある大野屋内練習場で故障者らの「三軍練習」に参加し調整を続けてきた赤松にとって、昨年9月以来の由宇練習場は久々の屋外練習場。
「やっぱり外はいいですね!打撃練習をして、守備もして…。全然走れていないし、足が冷たくて感覚がないけど、今は気にしていません。まあまあ動けている。痺れた状態でもどれだけできるか…」
1月に手術を受け、その後、抗がん剤治療を続けた影響で手足などに痺れが残る。若手らと一緒にアップした赤松は、キャッチボール、ノック、ティ打撃に続いて、生きた打球を外野で捕球する、という”久々”の実戦感覚も味わった。