プロ野球より一足先に開幕するJリーグ、佐藤寿人は「いい形で今盛り上がっているカープに繋げていければ…」と3月7日、ホームのエディオンスタジアム広島で行われるヴァンフォーレ甲府戦必勝を誓う。
全国のプロ野球ファン、Jリーグサポーターに身近な存在であるスカパーJSAT株式会社が「プロ野球・Jリーグに関する調査2015」を行いその結果を発表した。
応援するチーム、選手の”位置づけ”を客観的に再確認できる。
プロ野球・Jリーグに関する調査2015
調査地域は全国。調査対象は、「ネットエイジアリサーチ」のモバイルモニター会員を母集団とする20~59歳の野球ファン・Jリーグサポーター。調査機関は2015年2月4日から2月6日でインターネット調査(モバイルリサーチ)を行った。有効回答数は1000サンプル。野球ファン500名(男性、女性250名ずつ)、Jリーグサポーター500名(同)。
まず優勝予想…。
「セ・リーグ優勝予想」(自分が応援しているチームをひいきすることなく、今年の優勝を予想)の1位は巨人で、プロ野球ファンの52・8パーセントが「巨人」と回答。Jリーグサポーターも52・6パーセントが巨人を1位に推し両者の差はほとんどなかった。
広島は2位につけた。プロ野球ファンの23パーセント、Jリーグサポーターの17・2パーセントが「優勝」とした。3位は阪神、4位は中日、さらにDeNA、ヤクルト。パ・リーグは優勝一番推しのソフトバンク以下、日本ハム、オリックス、楽天、西武、ロッテの順。
Jリーグはどうか?
1位はガンバ大阪、2位は浦和レッズ。この2クラブでほぼ50パーセントの支持を獲得…。3位は鹿島アントラーズ、4位は横浜F・マリノス、そして5位にサンフレッチェ広島。プロ野球ファン、Jリーグサポーターともこの順番だった。
ちなみにサンフレッチェ広島が「優勝」としたのはJリーグサポーターの4・8パーセント、プロ野球ファンの5・4パーセントだった。
次に、「今シーズン活躍すると思う選手」のプロ野球第1位(プロ野球ファンのみ回答)は日本ハム・大谷翔平(99人)、Jリーグ1位(Jリーグサポーターのみ回答)はガンバ大阪・遠藤保仁(67人)。
プロ野球の2位以下は、ソフトバンク・松坂大輔(38人)、3位広島・黒田博樹(37人)、4位広島・前田健太(30人)、5位巨人・阿部慎之助(29人)だった。
サンフレッチェ広島の佐藤寿人はJリーグ9位で4人だった。
女性プロ野球ファン、Jリーグサポーターに聞いた「イケメンだと思う選手」は、プロ野球選では、1位「坂本勇人(巨人)」(56人)、2位「大谷翔平(日本ハム)」(39人)、3位「浅尾拓也(中日)」(21人)、4位「鳥谷敬(阪神)」(13人)、5位「小林誠司(巨人)」(12人)。1位となった巨人・坂本は、女性野球ファン、女性Jリーグサポーターのどちらの結果でも1位だった。
Jリーグ選手では、1位「柴崎岳(鹿島)」(36人)、2位「武藤嘉紀(F東京)」(23人)、3位「遠藤保仁(ガンバ大阪)」(14人)…。
広島の前田健太は9位、同じく堂林は10位だった。サンフレッチェ広島でのベスト10入りは…、残念ながらなしだった。
最後に最も好きな監督のプロ野球6位に広島・緒方監督(プロ野球ファンのみ回答)、Jリーグ6位もサンフレッチェ広島・森保監督(Jリーグサポーターのみ回答)だった。
最後に、昨シーズンの名シーン(珍プレー・好プレー・感動シーンなど)を聞いたところ、≪プロ野球≫では、1位「守備妨害で日本一決定」、2位「クライマックス・シリーズで阪神が巨人に4連勝」、3位「日本ハム・大谷翔平の162km/h」と「ソフトバンク・日本ハム両軍入り乱れての稲葉・金子両選手の胴上げ」となった。
Jリーグでは、1位「J1復帰1年目でガンバ大阪が三冠達成」、2位「浦和レッズ 終盤にまさかの失速」、そして3位に「広島・佐藤寿人のボレーシュート」と「山形・GK山岸範宏のヘディング決勝弾」が入った。
以上、スカパー!調べ。
なお、スカパー!は、昨年に続きJリーグ明治安田生命J1・J2リーグ全試合を生中継する。