B2第15節GAME2 茨城ロボッツ戦(12月31日、広島サンプラザホール)
広島ドラゴンフライズ68-55茨城ロボッツ
1Q:14-14
2Q:25-6
3Q:16-22
4Q:13-13
入場者数:2426人
マンオブザマッチ:#13クリント・チャップマン
シーズン成績:16勝12敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー
茨城:#14髙橋祐二、#25平尾充庸、#27眞庭城聖、#32前田陽介、#34チュクゥディエベレ・マドゥアバム
第1クォーター。
前日の勝利を受け2017年連勝フィニッシュへ!広島のスターターは前日と同じ。対する茨城は2人入れ替えた。ゲームは一進一退、広島は坂田央が走ってボールを回す。北川弘のディフェンスリバウンドからの速攻。
そして仲摩匠平のスティールから北川弘のアシスト、最後は坂田央のファストブレイクと抜群のテンポで得点を重ねる。さらに仲摩匠平の3Pで得点。守っても茨城をインサイドに入れず外からのショットにディフェンスリバウンド。ポゼッションを確保し14-14同点。
第2クォーター。
波に乗ったのは広島。クリント・チャップマンの3Pを皮切りに朝山正悟、テレンス・ドリスドム、田中成也、北川弘と9本中7本を決めて3Pだけで21得点。ディフェンスでも第1クォーター同様、インサイドが強力な#7リカートをペイントから誘い出し3Pショットを打たせる。茨城は対照的に3Pを8本打って1本も決まらずボールを失った。
守りのリズムが良くなり、自分たちのイメージと重なり始めた広島のディフェンスは固く、わずか6失点で39-20と大きくリードして後半へ。ただ、田中成也が着地した時に左足首を捻りベンチへ。
第3クォーター。
ここで茨城は#25平尾が自在な動きを見せ、かつての主戦場で得点を重ね健在ぶりを見せつける。追い上げられるも55-42で最終クォーターへ。
最終クォーター。
アリーナ全体の盛り上がりは最高潮に達し、大声援に後押しされた広島はテレンス・ドリスドム、北川弘らがゲームをコントロール。2017年ラストゲームで、年明けからのリーグ戦再開に向け、大きな1勝を手にすることができた。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#13クリント・チャップマン14点
#7坂田央12点
#11北川弘12点
#2朝山正悟11点
#3テレンス・ドリスドム 10点
◆リバウンド
#3テレンス・ドリスドム7リバウンド
#13クリント・チャップマン7リバウンド
#42ケビン・コッツァー6リバウンド
#11北川弘5リバウンド
◆アシスト
#5山田大治6アシスト
茨城ロボッツ
◆得点
#7リック・リカート15点
#25平尾充庸11点
◆リバウンド
#7リック・リカート8リバウンド
#16久保田 遼7リバウンド
広島ドラゴンフライズ・朝山正悟兼任HC
「今日は昨日に続いて良いゲームをすることができた。2日間の80分間で自分たちのディフェンス、ボールを展開する良いオフェンスがしっかりできたと思う。2017年良い締めくくりができた。今日は前半でシュートをよく決めることができたが、確率のところは水モノなので、自分たちのタイミングであればドンドン打っていくという姿勢を貫いていきたい」
「2Qは良いディフェンスからの良いオフェンスにつながる好循環を生み出せたことが良かった。一人一人の意識が変わって、リバウンドでも茨城を上回ることができたことも収穫。チームが一つの方向を向いて戦うことができているので、この部分をしっかりと継続して、2日間やりたいバスケットができるように細かい部分の精度を追求して戦っていきたい」
広島ドラゴンフライズ・北川弘
「奈良戦での負けは自分としても考えさせられる部分が多く、良い教訓となった。この2日間は我慢する時間帯を踏ん張って良いゲーム展開で戦えた。今日も勝ったものの、反省点はいっぱいあるので、しっかりと修正をしたい。今季は序盤から連勝できずなかなか噛み合わない部分も多かった。その中でチーム体制が変更になって、朝山さんを中心に良い波に乗れている。自分の立場でチームに貢献できることを考えて、ガードとしても苦しい時間こそ声を出してチームをまとめていきたい」
茨城ロボッツ・岩下桂太HC
「昨日やられたペイントエリア内での得点に関しては、かなり減らすことができた。相手のトータルでのスコアも減らすことができたので、そういう意味では昨日とは違ったバスケットボールの守り方ができたと思う。ただそれでも相手の山田が6アシストということで、山田がボールを持った時に簡単なスコアを与えてしまうという点が、昨日と全く同じやられ方をしてしまった部分だったし、試合中の対応力というところがまだまだ足りていないと感じた」
「相手は昨日よりスリーポイントの確率が良く、逆にこちらが入らないという苦しい展開が続いたが、一番気になったのは要所要所、流れがきそうだというタイミングでミスをしてしまい、また相手にリズムを掴まれてしまうというような、大事な場面での小さいミスが目立った。もっとチームとして機能させることができるはずなので、後半戦に向けて修正していきたい」