2月1日からスタートした広島の日南キャンプは2月14日に打ち上げられる。その後は翌15日に沖縄県沖縄市に移動して、対外試合が多く組まれる二次キャンプに入る。
…で、もし日南に”監督賞”があるなら誰か?ひろスポ!では独自に探ってみた。
投手陣では…
・野村、大瀬良、九里の先発候補は順調、3年目の岡田は特に凄味が増しつつある、逆に昨季15勝の薮田は何やら怪しげ
・一軍経験なし、もしくは一軍登板の少ない左右の若手が多く試される中、”及第点”は2年目左腕の高橋昴也
・その高橋昴也と昨季、ファーム日本選手権でバッテリーを組んだ2年目の坂倉の存在感が攻守に渡り際立っている
・その坂倉も含めて年長者から順に石原、會澤、磯村のキャッチャー陣がみんな元気!「新人王を目指す」とした中村奨成の加入も刺激に?
・田中、菊池、丸、安部、松山らは全員、順調。特に菊池は今季、首位打者争い確実の状況…
・鈴木誠也の足に不安があり、バック要員のバティスタ、メヒアが右打ちを意識するなど確実に進化、受けて立つ新井さんも元気!
・同じく堂林は、ここまでは”軸回転”でかっ飛ばしている
…と大まかに言えばこんな具合。
そんな中、ひろスポ!賞は坂倉将吾捕手に決定!昨季のファーム四冠は伊達じゃない…
シート打撃、紅白戦では明確な意図を持った打撃スタイルで「七番・DH」で今すぐ!にでも起用したいほど。また首脳陣は、片っ端から主力投手陣の球を受けさせる方針を貫いており、(紅白戦は日南では若手投手が投げたため)ブルペンで、シート打撃で、フリー打撃で主力級のボールを受けることで、対外試合に向けた準備が着実に進められている。
2月12日のフリー打撃で投げた岡田(右)と畝投手コーチの話合いに加わる坂倉、岡田-坂倉のバッテリーはいきなり鈴木誠也に左中間越え本塁打を打たれたあと、安部、松山も加えた3人に5球ずつ合計5回投げ、まともに外野に飛ばさせなかった。坂倉の下半身の大きさにも注目…