広島ドラゴンフライズは6月21日、身長195センチのパワーフォワード/センター坂井レオ選手との契約合意に達したと発表した。
坂井は大阪府出身で1993年8月29日生まれ。大阪府立豊島高校、京都産業大学を経て西宮ストークスで2016-2018の2シーズン活躍した。
B1での2017-2018シーズンはスターター2試合を含む22試合82得点。
西宮ストークスはB.LEAGUE元年の2016-2017シーズンにB2初代王者をなりB1に昇格したが2017-2018シーズンはB2残留プレーオフに敗れB2で再び広島ドラゴンフライズとB1昇格を争う立場になった。坂井はそこで”天国と地獄”を見たことになり、その貴重な経験は大きな武器になりそうだ。
坂井コメント
「この度、広島ドラゴンフライズでプレイさせてもらいます坂井レオです。自分の持ち味である体を張ったプレイでチームに貢献し、B2優勝できるように頑張ります!皆さま、これから応援よろしくお願いします!」
広島ドラゴンフライズではすでに2017-2018シーズン途中からアシスタントコーチ兼任となったPF/C山田大治との契約満了を発表。さらにSG岡崎修司が引退とアンバサダー就任も発表した。
岡崎修司とともにチームを発足当時から支えてきたPG北川弘とSF坂田央はともに新天地として同じくB1の壁に1シーズンで跳ね返されB2再出発の島根スサノオマジック入りを選択した。
広島ドラゴンフライズでチーム残留が決まっているのは、生え抜き選手では最後のひとりとなったSG田中成也と昨季を飛躍のシーズンとしたG村上駿斗、それにPF/Cのジャマリ・トレイラーの3人だけ。
悲願のB1昇格へは劇的な戦力強化が必要で、今後の動きが注目されるが、西宮ストークス、島根スサノオマジックの昇格組の”苦戦状況”を見れば、思い切ったテコ入れが必要になるのは間違いない。