森田フィジカルトレーナーを先頭に走る選手たち
広島ドラゴンフライズが8月22日、広島県庄原市の宿泊研修施設「かさべるで」で2次キャンプに入った。
現地は中国自動車道、庄原インターチェンジから車で25分から30分の山間にあり、文字通り”人里離れた”中でのハードなキャンプとなる。
かさべるで体育館から見た景色
練習は23日から午前、午後に行われ(25日は午前のみ)、26日にキャンプを打ち上げたあと、27日にはキャンプ地に近い三次市の県立三次カルチャーセンターで島根スサノオマジックとプレシーズンマッチを行う。
TIP-OFFは午後3時。島根スサノオマジックも広島ドラゴンフライズと同じくB2西地区で新リーグスタートを迎える。
※プレシーズンマッチ問い合わせ先 三次商工会議所、電話0824・62・3125
今回の合宿に参加したのは佐古賢一ヘッドコーチ以下、根間洋一アシスタントコーチ、森田憲吾メディカルトレーらスタッフと選手10名。この日、新加入がクラブ側から発表された新外国人選手2人も顔を揃えた。
佐古ヘッドコーチの話を聞く新外国人選手、右は通訳も兼ねる小林大起選手
画像左、#21 コナー・ラマート Connor Lammert選手プロフィール
【生年月日】1994年8月31日…
【出身】米国
【ポジション】フォワード(F)
【身長】206cm
【体重】107kg
【経歴】テキサス大
【賞歴・選出歴】
2014年 BIG12カンファレンス 準決勝進出
ラマート選手コメント
広島ドラゴンフライズの一員となれたこと非常にうれしく思います。この機会を与えてくれたことに感謝します。勝つために万全の準備ができています。高さと腕の長さを生かしたシュートで、チームに貢献したいと思います。 私とキャメロンを含めた全員でリーグのトップ3に入れるようベストを尽くし、B1昇格を目指します。 応援をよろしくお願いします。
画像中、#55 キャメロン・リドリー Cameron Ridley選手プロフィール
【生年月日】1993年10月27日…
【出身】米国
【ポジション】パワーフォワード/センター(PF/C)
【身長】206cm
【体重】129kg
【経歴】テキサス大
【賞歴・選出歴】
2012年 マクドナルド・ハイスクールオールアメリカン 選出
2012年 ESPN高校生全米ランキング第8位
2014年 BIG12カンファレンス 準決勝進出
2014年 BIG12カンファレンス 優秀選手
2014年 BIG12カンファレンス オールディフェンシブチーム 進出
リドリー選手コメント
テキサス大学から来ましたキャメロン・リドリーです。今季、広島ドラゴンフライズでプレーすることになりました。サイズを生かして、リバウンド・ブロック・ポストからの得点などが得意。オフェンス・ディフェンス両面で活躍できると思います。 開幕を楽しみにしています。応援よろしくお願いします。
練習前にキャンプの狙いなどを伝える佐古ヘッドコーチ、奥中央は森田フィジカルトレーナー
練習に先駆け佐古ヘッドコーチが「きょうから外国人選手も合流したので、コミュニケーションをしっかりとって、元気を出してハッスルしていこう”」と選手に伝え、シーズンを占う大事な集中合宿をスタートさせた。
全員で手を合わせてキャンプスタート!
ウォーミングアップ…
根間アシスタントコーチがポジションングや動きを伝える、後方右から二人目の田中成也選手は7月下旬に左足第5中足骨を痛めたため裸足で練習を見学
フォーメーションを確認する佐古ヘッドコーチ
キャプテンの朝山正悟選手に指示を送る佐古ヘッドコーチ、朝山選手は1月に左膝を手術、全治8カ月から9カ月と診断されたが、このキャンプでは「対人」以外の練習に参加している。
練習初日、余裕の?リドリー選手
リドリー選手の豪快なシュート
朝山キャプテンと動きを確認する岡崎修司選手
同じく動きの確認をする坂田央選手(右)と北川弘選手(中)。北川選手は8月上旬に右拍ストリングスを痛めたが順調に回復しつつある。
2年目を迎えさらなる飛躍が期待される鵤誠司選手、積極的に練習中に声を出す
撮影はキャンプ初日、午後からの練習中に実施、このあと夕食、大浴場での入浴に続き、個別の夜間練習も行われる。
練習中、ずっと選手の動きに目を光らせる森田フィジカルトレーナー
森田トレーナーの話
7月中旬の東広島での合宿では少しスキルも入れながらフィジカル面の強化を図りましたが今回は外国人も合流したのでいよいよフォーメーションが中心になります。故障した選手のケアも含めて全体的な流れがスムースになるよう、各選手との連絡を密にしてしっかり後方支援していきたいですね。
新外国人のキャメロン選手は体が強いしバネもある。インサイドでのプレーが大いに期待されそうです。コナー選手は起用なタイプでドライブもある。明るいキャラクターでチームを盛り上げてくれそうです。
開幕まで残りおよそ1カ月。ここからは個人としてもチームとしてもコンディションをいかに上げていくか、がポイントです。今季は絶対に結果を出さないとけない状況ですが、そればかりを考え過ぎても無理やムダ、ムラが生じることもあります。
佐古ヘッドコーチ、根間一アシスタントコーチと選手との間で何とかうまくバランスを取れるよう、しっかりコミュニケーションをとって、まずはこの2次キャンプを有意義なものにできるよう頑張ります。
森田 憲吾(もりた・けんご)
広島市出身。広島基町高校卒業後、広島医療保健専門学校で学び、理学療法士の資格を取得する。飛翔会グループのメディカルトレーナーとして活躍中。硬式野球の三菱重工広島や女子ホッケーのコカ・コーラウエストレッドスパークスを担当後、チームスタートと同時に広島ドラゴンフライズを担当。試合や練習の無い日は、ケアウイング曙(広島市東区曙5丁目3-31)で広島ドラゴンフライズの選手のケアを行っている。
飛翔会グループの「アスリートから指導者までをトータルでサポートする」スポーツ支援事業「ケアウイング」
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