折り鶴を折り鶴ブースに捧げるサンフレッチェ広島の山本拓也社長(トップ画像)
サンフレッチェ広島の山本拓也代表取締役社長と森崎浩司アンバサダーが8月12日、広島市中区の平和記念公園内にある原爆の子の像を訪れ、折り鶴を捧げた。V・ファーレン長崎のサポーターも参加した。
折り鶴は前日(8月11日)、広島市安佐南区のエディオンスタジアム広島で開催されたピースマッチ、サンフレッチェ広島対V・ファーレン長崎戦を観戦に訪れたサポーターや子どもたちが平和の願いを込めて折った。
山本拓也社長の話
きのうのピースマッチに関して、やはり勝ち負けではなくて、広島市と長崎市、両市のことを考えること、こうした悲惨な出来事を二度と起こしてはいけないということを、みなさんに改めて感じていただく機会になったと思います。我々はこうしていきたいんだ、というものを世界に発信する、その姿勢をお伝えすることができたのではないでしょうか?
90分の真剣勝負以外のところでは両市が手を取り合って一緒に何かをやっていこうと、そういうお互いの気持ちを改めて確認できました。
(V・ファーレン長崎の)高田社長ともお話させていただきましたけども、長崎と広島が試合をしたというのはキックオフに過ぎません。来年以降はそれぞれのホームで違うチームと試合を行う、そうすることで日本全国に、世界にこの流れを広げていきたいという気持ちでおります。
森崎浩司アンバサダーの話
きのうの試合でたくさんの方が折り鶴を折ってきてくださいましたので、無事にこちらに届けることができてひと安心です。たくさんの方が平和について考えてくださったと思います。これからもサッカーを通して、平和というキーワードを発信できればと思います。
原爆の子の像の前で
ブースに折り鶴を収める森崎浩司アンバサダー
V・ファーレン長崎のサポーターと記念撮影
折り鶴と原爆の子の像について、広島市オフィシャルサイト
www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1110438305305/