劇的幕切れのあと、カープファンが見るには辛い!?横浜スタジアムからの帰り道(トップ画像)
8月17日 ●5-8DeNA、横浜スタジアム
通算60勝41敗2分け(2位ヤクルトに10差で優勝マジック3日で消滅)
18時00分開始・2時39分、2万8115人
相手先発 東6回7回8安打4失点(自責4)
本塁打 丸26号2ラン、西川4号ソロ
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番ライト鈴木
五番ファースト松山
六番レフトバティスタ
七番サード西川
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー野村7回3分の0、10安打4失点(自責4)
一岡●(41試合3勝6敗1S)
われらのほしヨコハマ たたかえ ほこりをむねに われらのほし ヨコハマ いまこそせめまくれ、広島倒せ!絶対勝つぞベイスターズ
横浜スタジアムを包み込むベイスターズファンの大合唱。八回も続投の野村は10球を投じたところで無死満塁のピンチを招き109球で交代を告げられた。
われらのほしヨコハマ たたかえ ほこりをむねに われらのほし ヨコハマ いまこそせめまくれ、カープを倒せ!絶対勝つぞベイスターズ
チャンステーマ後半が終わるころ、マウンドを託されたのは一岡だった。ちょうど2週間前の金曜日、延長十一回に石原とのバッテリーで倉本にサヨナラ打を許していた。
…結果は初球、いきなりの逆転満塁ホームラン。石原のミットはアウトローだったが甘く入って筒香に思い切り振り抜かれた。さらに宮崎、ソトにもスタンドへ運ばれ、わずか5球で3連発被弾、リードした石原とともに、真夏の夜の悪夢、とはこのことだろう。
1年前の夏休み、8月22日の横浜スタジアム。野村は九回のマウンドで筒香に2ランを打たれ、今村の救援を仰いだ。結果はロペス、宮崎と続く3連発あまりにもショッキングなサヨナラ負けだった。
さらに翌日は中田が梶谷に、第3戦は中崎が倉本に、3夜連続となるヨナラ打を浴び、ベイスターズファンにとっては「伝説」がまたひとつ増えることになった。
それから2カ月後のマツダスタジアム、クライマックスシリーズのファイナルステージ。レギュラーシーズン3位からの下克上を目論むDeNAに、日本シリーズ切符をさらわれ、カープファン悲願の日本一の夢は潰えた。
それにしてもこの試合、”もしも”筒香に25号満塁弾が出ていなかったら間違いなくヒーローは丸だったのに…
五回、東から放った26号2ランは完璧だった。前の2打席ではスライダーを3度空振り、2球見逃してストライク。迎えた第3打席では、その初球に来たスライダーをものの見事に仕留めて見せた。
なお、丸はこの日で出場登録が8年となった。出塁率4割8分4厘という驚異的な数字を長らくキープしたまま、国内FA権の資格取得条件を満たしたことになる。
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