”Wの連敗”阻止はJ1制覇への道へ直結…FC東京戦を控えた前日練習で厳しい表情を見せる城福浩監督(トップ画像)
J1首位を行くサンフレッチェ広島は9月22日、エディオンスタジアム広島で3位のFC東京を迎え撃つ。前節、サガン鳥栖に0-1で敗れ、今季5敗目を喫した。
サンフレッチェ広島は過去4度の敗戦のあと、すぐに白星を掴み、チームが後退する状況を回避してきた。それが城福サンフレッチェの強さ、でもある。
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開幕から9戦負けなしで迎えた第10節、FC東京にアウェーで1-3負けのあとの第11節、アウェーのV・ファーレン長崎戦は2-0完封勝ち。
W杯ロシア大会前、最後の第15節・セレッソ大阪戦は0-2完敗…宿題を抱えてのインターバル明け、第16節・ガンバ大阪戦はホームで4-0爆勝を収めた。
第18節、今度はホームで浦和レッズに0-4大敗…しかし第19節のアウェーゲームで横浜F・マリノス相手に4-1勝利とわずか中3日で復活。”勝者のメンタリティ”を他のJ1チームに見せつけた。
直近では第23節、ホームでの川崎フロンターレとの1・2位直接対決に1-2で敗れたがそのあと中2日で天皇杯3回戦、名古屋グランパス戦に4-1で勝ち、中2日の第24節・セレッソ大阪戦に1-0で勝っている。セレッソ大阪には第15節でお借りをきっちり返したかっこうだ。
「連敗しないこと」が何を意味するか?
サンフレッチェ広島は9月21日、第10節の借りを返すためにエディオンスタジアム広島で前日練習を行った。
城福浩監督は練習後、FC東京戦に向け次のように話した。
城福浩監督の話
連敗という意味はふたつあって、同じチームに2回負けるわけにはいかない。あそこで大きな学びを我々はしましたし、前節鳥栖戦に負けてる、そういう連敗もシーズンの中でしてはいけない。
我々の中では崩れてないけど、周りに広島が崩れたという印象だけは絶対に与えたくない。精神的に盤石なところを結果として示したいなと思います。
一番大事なのは自分たちのやってきたことを研ぎ澄ましていくことだと思いますし、新しいことをどんどん追加していければいいですけど、今までやってきたことを高いレベルで示すことが大事だと思うので、選手もそういう意識を持ってくれていると思います。