頼みのトムは…(トップ画像)
2018-19V.LEAGUE Divison1 MEN、レギュラーラウンド・第1レグ第8戦(11月24日・土曜日、大阪府堺市、金岡運動公園体育館)
堺ブレイザーズ戦
第1レグも残すところあと2戦。完全アウェーの堺金岡体育館ですが、落とせない大事な一戦です。
4勝3敗ポイント14のJT。
3勝4敗ポイント9の堺。
どちらにとっても、負けられない一戦でした。
試合結果は…
23-25
23-25
25-11
22-23
セットカウント1-3で敗戦。獲得ポイントも0。4勝4敗で5位に後退しました。
サントリーといい、堺といい、昨季はJTに一勝も出来なかったことを、とても意識していて、こちらの攻撃を読み、徹底的にマークしていた、と思います。
サントリーのムセルスキーに対してもそうだけど、堺のジョルジェフは、JTの若いMBたちは初対戦。元東レのジョルジェフの独特の速い入りに、MB小野寺くんがかなり振られていましたね。パナから移籍してきたS関田のトスが読めてなかった。
スターティングメンバーは、
OH:山本将平、劉力賓
MB:小野寺、中島
OP:エドガートーマス
S:深津
L:井上航
スタートは、開幕以来、固定ですね。
第3セットから、中島→ヤス
リリーフサーバーは、将平→久原(ナカジやヤスのサーブの時にもあり。)
第1セットは、「ここでブレイクポイントが欲しい!」という場面で、八子くんが満を持して登場しましたが、期待に応えることができませんでした。
第1セットは、会場の雰囲気の後押しもあり、ジョルジェフの決定率が凄くて。対するトムは打数多いのに、3割くらいしか決まらない。トムが爪を噛む。良くない兆候です。ジョルジェフにはブロックの間を抜かれてたのに、トムはことごとくブロックに引っかかって切り替えされてました。
試合開始からすぐははトムにトスを集める、一定なリズムでトム、サイド(劉、将平)、センターと回していく深津のトスワークが、読まれていたようにしか思えません。ブロックはドシャットすることが最終目的ではなくて、ワンタッチをとることの方が大切なのですから。まさにそれを、堺にやられていたと思います。
劉、深津に指示を出す、ビスコ監督
結果、堺戦でトムに45本もアタックを打たせ、2日目(日)の試合が、心配です。
第1セットは、立ち上がりからサイドアウトの応酬で。結果、20点以降にミスをした方がセットを取り切る。ここは、もう仕方ない、として。(仕方なくはないし、ミスもダメだけど)
第2セット取って1-1になっていれば、精神的にもあそこまで追い詰められなくて済んだ、と思います。JTリードで進めながら、大事な大事なところで、サーブミス、アタックミス。逆転でこのセット落とし、流石に目の色が変わり、第3セットは25-11のワンサイドゲーム。でも、私は。勝負どころ、肝心なところは、第2セットだったと思ってる。第2セットを取ってることで、相手には一拍の余裕を与え、こちらは逸る気持ちを抑えきれない。
第3セットを大差で落としても、選手をスパッとかえられ、第4セット開始後にトムを連続でブロックされた。もう、ここで、いい加減、深津のトスワークにメスを入れても良かったのでは。今日の試合、センター線が機能できてなかった。小野寺くんもキュークツそうに打ってた。勝ちたい!勝ちたい!俺たちが勝って当たり前!
と深津が思ってる時は、トスがどんどん短く近くなる。勝ち急ぐ、というか。
そのクセも含めて、今シーズンの、ホーム&アウェーの雰囲気の、アウェー(対戦相手のホームゲーム)の時が、メンタルが弱いJTのメンツには、アウェーの呪いがかかってるようだ。
完全アウェーの、開幕戦のサントリー戦、堺金岡体育館の堺戦で、敗戦。後の2敗は、パナと合成。勝てた試合だと思ったけど落としたのは、「苦手意識」「こりゃ、行ける!と勝ち急ぐ」ことでの自滅。やってやるぜ!という、メンタルの持ち主を起用してください。
FC東京も手強いです。
昨季勝てなかったチームには苦手意識があるから勝てず、昨季一敗もしてないチームには、攻略されて負ける、となると、リーグ下位まで沈みますよ。優勝なんて、おこがましい願いです。
とにかく!
勝ちましょう!
自分たちのポテンシャルを十分に発揮しましょう!敵は、自分たちの中にあるように思いますよ。頑張れ!JTサンダーズ!
がんばろう 広島!
(ちゃこ)