第65回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会。
まずは4/30~5/2までの3日間、Vプレミアリーグ、チャレンジリーグ1部・2部、大学、高校と、普段対戦することのないチームが「垣根」を越えて“グループ戦”で対戦。4チームずつ4つのグループで総当たり戦が行われました。
後半の5/3~5/5は、各グループの上位2チームが進出してトーナメント方式で戦う、「決勝トーナメント戦」です。
JTサンダーズは、D組を3戦全勝 1位で通過。グループ戦には、高卒大型新人の 金子聖輝くん(東福岡高校出身)も出場しました。
そして5月3日の決勝トーナメント初戦。準々決勝。対戦相手は、堺ブレイザーズ。
30-28
25-17
21-25
25-16
セットカウント3-1で、勝利!4日の準決勝にコマを進めました。
スタメンは、
WS 越川・安井
MB 町野・中島
OP レオ
S 深津
L 唐川
堺も、4年在籍したペピチが退団。JTも、初優勝を支えてくれたレオが退団へ。負ければ、どちらにとっても『最終試合』となる、シーズン最後の戦い。「負けたくない」「ここで終わりたくない」意地と意地のぶつかり合った、第1セットでした。
セット終盤にピンチサーバーとして呼ばれた金子くんが走っていったはいいけど、パドル(交代用の札)を持っていかなかった、というオチもありました。
第3セットは、堺がセッターを変えました。こちらのセッターの配球を読まれ、ブロックされまくり、最大9点のビハインド。
ビスコ監督は、次のセットに備えて、越川主将とOPレオさんをベンチに下げて休ませる作戦を取りました。
それからが凄かった!
越川主将の7番のパドルを持った八子くんを、越川主将が最初は無視!交代に時間がかかり、レオさんと塚崎さんの交代は認められず…。越川主将の対角WSの安井さんも、この日はWS登録されていたL久原くんと交代。コートの中は「1.5軍」状態。
でも、劣勢にも関わらず、コートの中は、メチャメチャ楽しそう!リベロではなくてWSとしてコートに入った久原くんは、サーブ・ブロック・スパイクいつもは出来ないことをやって、むっちゃ楽しそう!
レシーブでも、唐川くんがたわなかった球をフォローしてファインプレー!「上がったし!」「久原くん転がってるし!」状態!
これ見た時、…わかる人にしかわからない…「あら(新)ぼん(梵)サーカス」の驚きと感動を思い出しました。
八子くんが、サーブにしてもスパイクにしても、満面の笑みでプレーしていて、全日本を外された悔しさや、安井さんにポジションを取られたことも越えちゃって、「バレー、楽しい!」って雰囲気でいてくれて、本当に嬉しかった。
第4セットは、JTのバレーを出来た、というよりも、監督・選手間がギシギシしている堺ブレイザーズが自滅したように、私には見えました。
4日は、全日本男子・龍神ニッポンにWS2人とL1人を差し出し、残りのメンバーで戦ったら「穴がない」嫌なチームに様変わりしちゃった、サントリーサンバーズと準決勝を戦います。
4日もJTサンダーズを応援出来る喜びを噛み締めながら、現地で応援致します!
頑張れ!JTサンダーズ!
(グリーンバンダナのちゃこ)