「真の日本一」を勝ち取ったサンフレッチェ広島F.Cユースの沢田謙太郎監督(トップ画像)
U-18年代の「真の日本一」を懸けて東西王者が対戦する高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 ファイナルが12月15日、さいたま市の埼玉スタジアム2002で開催され、WEST王者のサンフレッチェ広島F.CユースがEAST王者の鹿島アントラーズユースに2-1で勝って6年ぶり3度目の優勝を果たした。
サンフレッチェ広島F.Cユースは前半37分、トップチーム昇格が発表されている東俊希 のクロスに鮎川峻が反応、ヘディングシュートで先制。後半8分には大堀亮之介のPKで加点した。後半19分、1点を返されたが逃げ切った。
3年ぶりにEASTを制した鹿島アントラーズユースは幕戦から破竹の6連勝で首位の座を固めると、一度も1位を明け渡すことなく、第17節で優勝を決めた。全18節で失った点はわずかに12点。
そんな堅い守りの鹿島アントラーズユースを”こじ開けた”のはサンフレッチェ広島F.Cユースを2015年が指揮する沢田謙太郎監督の執念と、高い志と、燃え盛る情熱と、その始動の下で今季リーグ3位の14得点を挙げた大堀亮之介ら、大きな成長を遂げた選手たちの「日本一」への強い意思…
松本大弥主将はツイッターで…
日本一 みんなありがとう 一昨年と去年素晴らしい経験を一緒にした先輩に感謝 いつもいつも応援してくださるサポーターに感謝 そしてなによりも親達に優勝を届けられたことが嬉しい。 こうした形でユース生活を終われて本当に良かった!ユース最高
…とつぶやいた。
平成最後のユース日本一は、サッカー王国復活を目指す広島にとっても、城福浩監督とともに来季を見据えるサンフレッチェ広島にとっても少し早い最高のクリスマスプレゼントになった。