画像は2019年3月3日午前8時30分のマツダスタジアム、雨の中、およそ200人が窓口が開くのを待っていた
「抽選券」当選者2100人が3月1日、2日にマツダスタジアム窓口で公式戦入場券を購入した。
3月3日(日)は一般発売日で、午前8時30分の時点で雨の中、およそ200人が一塁側窓口に並んでいた。
では、この時点で残券状況はどうなっていたのか?
3月3日午前10時の時点で球団オフィシャルサイトを確認すると、2019年シーズンにマツダスタジアムで開催される全70試合のうち「空席なし」以外の表示があるのはビジターパフォーマンス(指定席)と内野自由のみ。
真っ先に売り切れる人気席種はもちろん、内外野指定席も完売となった。
細かく見ていくと…
「余裕あり」は6月18日(火)19日(水)20日(木)のロッテ戦のビジターパフォーマンスのみだった。
ロッテ戦はこの3日間のうち19日と20日は内野自由も「残りわずか」となっていた。
「残りわずか」は上記の2試合も含めて全部で11試合確認できた。いずれも火曜、水曜、木曜。ただし8月、9月はゼロ。
4月23日(火)24日(水)25日(木)の中日戦だけは、ビジターパフォーマンスと内野自由がともに「残りわずか」となっていた。
「売り切れ直前」の試合は上記に記した試合とは別に21試合あったが、文字通り「売り切れ」は時間の問題…
「指定席が2日間でなくなった」との声がファンの間から上がったのは2018年も同じ。ただし、今回はそこまでの過程に大きな違いが見られた。
2018年までの販売方法を今回、変えたのはより「平等」に入場券が販売されることを目指したのと同時に社会問題化して久しい転売屋対策を推し進めるためだった。
この点も含めて、きめ細かな検証が不可欠な状況となっている。
ひろスタ!特命取材班