全国から集まってきたファンの考えた開幕オーダーを見てコメントする天谷さん(トップ画像左)
オープン戦が終わる直前の3月23日、全国のカープファンが集う第10回コイのサミットがマツダスタジアム大型スロープ上り口から徒歩45秒(広島市南区西蟹屋2-2-12)のRED HELMET HOUSE&SPORTS CAFEBAR HIROSHIMAで開催されました。
ゲストは今シーズンから中国放送のプロ野球解説などを担当するカープOBの天谷宗一郎さん。およそ2時間のイベントの中で、天谷さんがファンの質問に答え、「センター」について熱く語りました。
「緒方監督は守り勝つ野球を就任当初から言ってますよね。それを実践していくにはセンター野間っていうのが欠かせないと思います。来年以降は別としても今シーズンに関しては、ですね。センターライン…二遊間にキャッチャー。二遊間は三井ゴールデン・グラブ賞ですし、丸もそう。その丸が抜けた中での今年ですから。野間は守備に関しては丸に引けを取らない能力を持っています。守備範囲は格段に上。ちょっと打撃でコケ気味なのは首脳陣にとってはかなりの悩みどころかもしれませんが、長いシーズンですから絶対に野間選手の力が欠かせませんよ」
オープン戦ではその野間選手より西川選手を「スタメン・センター」で起用し続けた緒方監督でしたが、天谷さんの西川選手評は…
「あの西川の、センターで後ろに逸らしたプレー(3月12日、マツダスタジアムでの日本ハム戦、鶴岡選手の打球)。投げるのと一緒で打ったら、ボールに回転がかかります。ボールの下にバットが入ったり、上に行ったり、あるいは内側にバットが入ってこするっていうんですけど、そうやって絶対に回転がかかります。でもごくまれに、ナックルボールのイメージで回転がなくてそのまま来ることがあるんです。回転がないのが分かるんですけど、そういう特殊な守備は1年2年じゃ対応しきれないことが多いいんです」
「ああいう打球はずっと外野をやってる選手でも難しい。打った時、その打球に気づけるかどうか。僕とか赤松さんとか野間、誠也なら打ってちょっとしたら、あれおかしいぞ、となります。でも西川はまだ打ちました、取りました、ですから。外野に関しては自分の引き出しが少ないのですから、あの時期にあの打球を経験できたのはほんとに大きかったと思いますよ」
さて、開幕スタメンですが、ライトの鈴木誠也選手は決まり!あとはセンターとレフト。
2010年、マツダスタジアム完成から2年目のシーズンの8月22日のDeNA戦、八回にハーパー選手の大飛球をセンターフェンスに上ってスーパーキャッチした天谷さん。今シーズンはネット裏から”チームメート”たちのプレーに声援を送ることになりそうです。
ファンにプレゼントを手渡す天谷さん
プロ野球シーズン、いよいよ開幕!RED HELMET HOUSE&SPORTS CAFEBAR HIROSHIMA(電話082・207・2324)にはゲストハウスも併設されているので、カープ観戦にはぴったり。駐車場もあります。マツダスタジアムでナイトゲームのある日は午後8時から大型画面のあるカフェもオープン。ソフトドリンク、アルコール類とおつまみなどで盛り上がること間違いなし!スタンドで応援し過ぎてゆっくりしたい、というカップル、家族連れ、職場のお仲間の集まりにもぴったりです。