明治安田生命J1リーグ第10節(5月3日、エディオンスタジアム広島)
記事は「速報」から一部引用。
「絶対に負けられない」(5月2日の城福浩監督)。今季最多の2万3559人のサポーターの歓声が交錯する大事なゲームは、またしても完封負けに終わった。これで4連勝のあと0-1のスコアが3度続き勝ち点17のまま足踏み。トップ争いを演じていたはずが、あっという間に中位争いに引き込まれかねない状況になった。
関係者席からその戦いを見守った五輪代表監督兼任の日本代表 森保一監督は、両チームの代表候補とその予備軍たちをどう評価しただろうか?
サンフレッチェ広島は前半、シュート8本。その1本目はリーグ戦今季初スタメンの稲垣祥。前半12分、ペナルティエリア内で右足を振るが枠外に飛んだ。
前半13分には3試合連続でワントップに入った渡 大生がバイシクル…
しかし前半34分に、隙を突かれ先制ゴールを許した。マルコス・ジュニオールからのパスは素早く正確で、受けた仲川輝人に自陣右サイドから一気にシュートを打たれた。飛び込んだGK大迫敬介も届かなかった。
サンフレッチェ広島先発
GK大迫敬介
DF佐々木翔
DF吉野恭平
DF野上結貴
MFエミル・サロモンソン
MF川辺駿
MF稲垣祥
MF柏好文
MF柴崎晃誠
MF野津田岳人
FW渡 大生
後半5分、柴崎晃誠がうまく飛び出してゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。
後半23分、野津田岳人に替えて松本泰志がピッチへ。その2分後にはエミル サロモンソンに替えてハイネル、その3分後には柴崎晃誠に替えてパトリック…
しかし0-1のままアディショナルタイム(5分)へ。タイムアップ寸前の、柏好文のクロスに反応した川辺駿のヘディングシュートはゴールに入ったようにも見えたが相手GKが掻きだしてノーゴール…
けっきょく放ったシュート15本は空砲に終わり、横浜F・マリノス、仲川輝人の”令和”J初ゴールポーズがネットニュースを賑わす結果となった。
と同時に、城福浩監督の怒りのコメントも複数のメディアから発信された。
サンフレッチェ広島・城福浩監督の話
選手はやるべきことをやってくれたと思いますし、ただ前半の1本だけだったと思いますけど、取られたことは反省しないといけないですけど、我々はチャンスを決めきるところが足りなかったかなと。ただ、ふたつゴールネット揺らしたゴールと、最後のアディショナルタイムですかね。
我々からしたら両方ともゴールに見える。きょうはしょうがないですけど、あしたから切り替えられるといいなと思います。やれたことと足りなかったことはしっかり反省する。下を向く必要はないですし、リーグ戦長いのこういう不運なゲームもあると…プレーの中での不運は改善できますけど、プレー以外のものは改善できないのでしっかりメンタルを切り替えたいなと思います。