ＪＴサンダーズ準決勝で終戦…劉くん、本当に、別れ難いです、ビスコ監督の残したお金で買えないものにも感謝～ちゃこのＶプレミアレポ黒鷲旗編

劉くん、…本当に、別れ難いです。オリンピックの後は、またJT に来て欲しい！

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会５日目
決勝トーナメント（準決勝）
2019年5月5日（日）大阪府大阪市・丸善インテックアリーナ大阪
パナソニックパンサーズ戦

ビスコ監督とリュー選手と一緒に戦える最後の大会。ファンも、コート内の選手も、控えサークルの選手も、ベンチ外の選手も、スタッフも、一緒に戦ってきました。

リーグ決勝戦で苦杯をなめた相手との、大会5日目。勝って、最終日決勝まで、一緒に走るためには、今日の相手を倒さなければなりません。

女子の試合が長引いて、1:20遅れで開始になった、特設コート第3試合。パナとの再戦。
試合結果は…

16-25
19-25
24-26

セットカウント0-3で、敗戦。今シーズンの試合日程の終了は、ビスコ監督との時間の終わり、リュー選手との別れを意味します。

…勝ちたかった！

スターティングメンバーは、
OH:山本将平、劉力賓
MB:安永、中島
OP:エドガートーマス
S:金子
L:井上航

第1セット終了時点で、体調不（(多分、腰痛）のトム→八子に交代。最後まで八子頑張りました。第2セット中盤から、MBナカジ→海、OH将平→武智に交代。Sは基本はずっと金子で、後ろのローテの時に合田を出してたことが多かったかな。

第1セットは金子くんのトスが、トム→リュー→トム→リューみたいになってて、もー！ブロックがばっちりくっついていて、難しそうだった。このセットだけでパナのブロック6本…これは厳しい。センター攻撃は、S合田に交代した後のナカジの一本のみ。

でも第2セットも、果敢にS金子で、修正すべき点を一生懸命修正しながら、ゲームの中で変わってきましたね。特に、MB海、OH武智に交代してからは、繋ぐ意識が良くなり、風向きが変わった。

第2セット13-17→16-17 まで、一気に3ブレイクした後、パナがこの試合初めてのタイムアウトを取った。JTサンダーズが取らせた。

何かが変わる予感がした。

第3セット。メンバーは、第2セットと同じ。すっごいファインレシーブの連続！フェイントされても、プッシュされても、ブロックされても、ブロックが弾き飛ばされても、ボールが落ちない！

ファインレシーブが相手コートにいってしまい、ウォッチしたらオンラインだった！というミラクルまで生まれた。セット中盤に、最大5点のリードが生まれた！けど、何故かここから急にサーブミスやアタックミスが増える。最後はデュースの末に、競り負けました。

パナソニックの先発7人の平均年齢は30.28歳。対するJT は、26歳！第2セット以降のメンバーだと、25歳！本当に、将来的には明るいものを感じましたね。

そして、私が一番大事にしている、選手同士や他の人に対するリスペクト。品の良さ、品格、人間性というもの。お金では買えないもの。でも、それが土壌に無いところでは、良い成長はないだろう、というもの。

ビスコ監督が来られてから、ずっと大事にしてたもの。それが、キチンと形になって、世代を交代しながら、繋がっていってるのを、感じました。

22-21の次のポイントの時に、八子くんが貰った「グリーンカード」は、JT が大切に繋いでいく精神そのもの、だと思います。会場全周囲から拍手でした。

試合が終わって、劉くんを胴上げ！
そして、丁寧に、会場4方向全部に丁寧に礼をした、劉くんに、またもや感動！
トムとハグして、
武智とハグして、
…本当に、別れ難いです。
オリンピックの後は、またJT に来て欲しい！

ビスコ監督には、本当に感謝の気持ちしかありません。
まだ来期も一緒に戦えるような気がしてなりません。
いつも、私たちいちファンをも大切に扱って下さった。
お互いをリスペクトし合う関係を大切に、これからもチームを愛していきたいと思います。
本当にありがとうございました。

JT サンダーズの今シーズンの戦いは終わりました。
来期は、東京五輪シーズンのため、リーグ日程が短縮されると発表がありました。
またもや厳しい戦いになるでしょう。
若い選手が育ってきたJTサンダーズを、これからも応援していきます。

頑張れ！JT サンダーズ！
がんばろう広島。
（来期のシーズンが始まるまでには、昨夏の豪雨災害で止まっている芸備線も全線開通、している、かなあ）

（ちゃこ）

（追記）
パナソニックの「スクリーン」は凄みを増して（笑）、5人でサーバーを隠す場面も。
対するJT は、可愛い2人が“おにぎり（笑）”を作って対抗（爆笑）。「スクリーン、取らないんですか？」という心の声が聞こえる様子でした。

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