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2019年05月05日
編集部

鈴木誠也、究極の広角打法で5月5日、球団最年少通算100号

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マツダスタジアム
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5月5日 △3-3巨人(延長12回)、マツダスタジアム
通算15勝16敗1分け(3位阪神まで1・5差の4位、首位巨人まで3・5差)
13時30分開始・3万2000人
相手先発 山口7回7安打3失点
本塁打 鈴木9号②
登録抹消 矢崎
出場登録 中村祐

一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番サード安部
七番キャッチャー會澤
八番ショート田中
九番ピッチャー中村祐3回3分の2、71球6安打2失点
中村恭
レグナルト
一岡
中崎
菊池保
フランスア

広島は2日連続の延長戦であと1本が出ず、対巨人戦4連勝を逃した。

延長十二回、巨人7人目の田口から申告敬遠を含む3四球で一死満塁の絶好機を築いたが野間、菊池がともに内野ゴロに倒れた。

今季初先発の広島・中村祐は球筋が安定せず、真っ直ぐのスピードも140キロそこそこ。初回、一死から坂本勇、丸の並びに戻った巨人二番、三番に四球、ヒットで一、三塁にされると岡本も歩かせて亀井に犠飛を上げられた。

三回、先頭の坂本勇に10号ソロを許した中村祐は、四回、下位打線に連打され、みたび坂本勇を迎えたところで交代を告げられた。

このあと広島は中村恭、レグナルト、一岡と繋いで逃げ切り態勢へ。しかし九回の中崎が坂本勇に同点打を浴びて試合は振り出しに。

巨人打線では丸も好調で前日に続いてこの日も猛打賞。しかも8打席連続出塁のオマケ付き。慣れ親しんだマツダスタジアムとの相性がよほどいいのか…

だが、丸が打てば当然ながら広島の四番も黙ってはいない。

初回の鈴木は四球のバティスタを置いて巨人先発の山口から9号2ラン。打球はを低い弾道で、丸も見上げる中、右中間スタンドに突き刺さった。

鈴木は通算100本塁打。しかも球団最年少記録更新で、1995年の江藤智の25歳0カ月より4カ月早い24歳8か月での大台達成となった。

四回の第2打席、鈴木は四球を選び、會澤のヒットでホームに還ってきた。打点も得点も両方取れて、しかもオーバーフェンスがどの方向にも飛び出す究極の広角打法。

出塁率・487は同リーグ1位のヤクルト・山田哲の・490と同水準で、OPS1・161も山田哲、坂本勇人、DeNAの筒香と同水準…ライバル勢とのハイレベルの競争によって広島打線はさらに活性化することになりそうだ。(ひろスポ!・田辺一球)

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