画像はエディオンスタジアム広島で10月4日に開催されたサンフレッチェ広島-ヴィッセル神戸戦での募金ブース告知の様子
広島市は10月28日、新サッカースタジアムへの個人からの寄付額が1億32万595円に達したと発表した。
「サッカースタジアム建設寄附募集」は10月1日にスタート。ふるさと納税制度を活用し、開始から28日で目標額だった1億円を突破した。10月8日には5,000万円を突破しており、その後、またほぼ同額が上積みされた。
寄付の申出件数は2126件。サッカースタジアムを建設するための総事業費は現状では周辺アクセスの確保も含めて190億円で、広島市はこのうち1億円を5年かけて個人から集めることを発表していた。
寄付の大半は、新スタジアム内の芳名板に名前の掲載などができる5万円以上。中には100万円の寄付もあったという。
また今回の件数にはカウントされない、募金箱による寄付でもひとりで5万円をポンと寄付するサポーターもおり、市民・県民が協力を惜しまないこの空気感からは、新スタジアムを待ちわびる人々の思いの強さが伝わってくる。
なお、広島ではマツダスタジアムを建設した際にも同様の”たる募金”が行われ、個人の寄付はおよそ6億円だった。さらにこの時は、地元財界の寄付がおよそ20億円あった。
新サッカースタジアムに関して、財界からの寄付はまだ具体的な動きが見えていないが、サンフレッチェ広島の久保会長はすでに2月、スタジアム建設地が中央公園に決まった時点で30億円の寄付を行うことを発表している。
サンフレッチェ広島は10月29日、エディオンスタジアム広島で浦和レッズと逆転優勝に望みをつなぐJ1リーグ戦に臨むが、試合会場には10月5日のヴィッセル神戸戦に続いて募金ブースが設けられる。
広島市・サッカースタジアム建設寄附募集ページへおすすみください。
www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1561365856898/index.html
問い合わせ先
広島市都市整備局公園整備課スタジアム建設担当
Tel:082-504-2237
E-mail:park@city.hiroshima.lg.jp
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