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2019年02月06日
編集部編集部

マチナカ、スマートスタジアムにサンフレッチェ広島の久保会長が30億寄付表明で広島市大助かり、基町住民「静かな環境壊さないで」の声は広島市最大の難問、中央公園広場に建設場所絞り込む方針で

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久保会長
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サンフレッチェ広島の久保允誉会長(トップ画像)

広島市と広島県、広島商工会議所、サンフレッチェの4者トップ会談が2月6日、広島市中区で開かれた。開催は3度目。建設候補地は表向き広島みなと公園、旧広島市民球場跡地を含めた3案で、規定路線の中央公園広場に”絞り込む方針”で一致した。

メディアは”長年の懸案にめどがついた”、”事業が大きく動き出す”などと報じるが、隣接する基町地区住民の中には「反対」の声が根強く、また「広い」と広島市の担当者が言い続けている中央公園広場は、スタジアムの長軸を南北にとる今のプランでは決して広くなく、あとに述べる多目的スマートスタジアム建設に向けては様々な制約が生じるなど課題は多い。

ただ松井一実市長、湯崎英彦知事、深山英樹同会議所会頭、久保允誉サンフレッチェ会長が出席した4者会談での決定事項は非常に重い。中央公園広場について、交通の利便性や都心活性化につながる点を概ね評価。旧市民球場跡地、広島みなと公園と比較して「最も適している」とした。

中央公園広場を管理する広島市が事業主体となり、3万人規模で建設費は約190億円で、国の交付金や企業の寄付などを活用する。2019年度に基本計画を策定し、2020年から設計、建設を進める。早ければ2024年Jリーグ開幕前の開業を目指すということも明らかになった。早ければ、だ。

建設資金は国からの交付金を最大限に活用。久保会長がエディオンから30億円を寄付することを明らかにした。今後もスポンサーやサポーターなどから寄付金を募る。

建設費確保はスタジアム実現に向けての最大の課題であり、これだけの巨費を支援してもらえることは行政サイドとしては非常に大きい。

久保会長は2016年3月3日、旧広島市民球場跡地に独自のスタジアム、Hiroshima Peace Memorial Stadiumを建設するプランを発表しておりその際も多額の持ち出しを表明していた。

久保会長は旧広島市民球場跡地界隈で幼少期より過ごしてきた。世界遺産の原爆ドームに隣接した旧広島市民球場跡地に対する思いは広島人として非常に強い。しかし、湯崎知事と松井市長の”説得工作”によってその思いを封印、スタジアム完成を最優先とした経緯がある。

その旧広島市民球場跡地や中央公園広場を含む紙屋町・八丁堀地区は2018年10月、国の都市再生緊急整備地域に指定されており、広島市・広島県の心臓部である紙屋町地区をスマートシティの顔として再生させるにあたり、国の提唱する「スマートベニュー」をその中核事業に据えたい考え。

※ベニューはスタジアム、アリーナで、これまでのスポーツ競技開催を目的とした赤字垂れ流しの施設から、多くの利益や有意義なサービスを生み出す国家新産業施設に180度転換する。

日本経済新聞関連記事
複合スタジアム、25年まで全国20カ所に 首相表明    (2017年3月24日掲載)
www.nikkei.com/article/DGXLASDC24H24_U7A320C1EA4000/

ひろスポ!関連記事
安倍首相から名指しされた!?広島サッカースタジアム問題続報!県議会で国家戦略、「未来都市会議」案を積極的に活用せよ!の声あがる(2017年4月19日掲載)
hirospo.com/pickup/37449.html

広島市が考える「中央公園サッカースタジアム」は「えっそんなもの?」という程度、2020東京以降の国家戦略、スマートマチナカスタジアムの真逆を行く時代遅れの粗悪品掴まされそう…(2017年6月29日掲載)
hirospo.com/pickup/38971.html

サンフレッチェ広島オフィシャルサイト
第1回広島を元気にする「まちなかスタジアム」シンポジウム活動報告(2018年7月11日更新)
www.sanfrecce.co.jp/machista/

ただ、中央公園広場でそんなスマートスタジアムを構築していこうと思えば越えなければいけないハードルがある。

会談の中では基町地区の住民への配慮から渋滞対策や騒音対策などを進めていくことも確認されたが、住民の不安はそれより何より「静かな環境を壊さないで」「基町アパートと同じくらい大きなスタジアムには来て欲しくない」「あそこは市民の、みんなの憩いの場所」という点にあり、この核心部分については解決のしようがない。

さらに中央公園広場は北側に基町アパート群、南側に交通量の非常に多い城南通り、東側に国道54号線、西側に旧太田川が流れており、地下道に頼っている今のアクセスルートだけでは苦しい。

マツダスタジアムはすでに供用開始から11年目を迎えるが、最初から計画されていたJR広島駅とマツダスタジアムを高架で繋ぐ歩行者専用道はなお建設途中で、すでに重篤な人身事故も発生している。

それでも「周辺住民の生活環境の確保のための対策を講ずることを前提として総合的に判断しスタジアム建設場所としては中央公園広場が最も適している」(広島市担当者)とする今回の決断は、サッカー、フットサルで言うところのパワープレー…なので”ゴール”はがら空き…

「最も適している」のは、どう見ても旧広島市民球場跡地だろう。広島内外のひろスポ!読者の声もすでに「アンケート」で調査したがそうだった。もちろん今、広島市民や近隣住民らが広島市の掲げる旧広島市民球場跡地活用策にもろ手を上げて賛成なら、話はまったく別だが…

ひろスタ!特命取材班

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