JTサンダーズ広島、4連笑!
2019-20V.LEAGUE Divison1 MEN、レギュラーラウンド・第1レグ第4戦
11月3日(日)福山市緑町公園屋内競技場(福山ローズアリーナ)
vs. サントリーサンバーズ
正直、今日の試合で、JTがやろうとしているバレーが、力強く展開できているかどうかが、確認できる、と思っていました。破壊力のあるムセルスキー選手への、正しい対処法を、昨季もやっていたけど、その、さらに上から叩き込まれていましたから。
結果は、
25-19
25-14
26-24
第3セットは意地を見せられた(試合展開からいくと、デュースになる前に終了しておかしくなかった)けど、セットカウント3-0で勝利!ポイント3をプラス、合計ポイントを12に伸ばし、開幕4連勝!
なんと、JT、まだ、失セットがありません!試合消化数にムラがあるため、レグ終了まで暫定になりますが、1位です!
きょうのベンチ入りは、
八子、久原in で、海、ヨシオout
スターティングメンバー
OH:山本将平、陳建禎
MB:小野寺、安永
OP:エドガートーマス
S:深津
L:唐川
安定したメンバーですね。
第3セット序盤で、唐川選手がボールを追って、エンドの広告柵に激突。痛みはなかったようでしたが、右耳の上辺りから出血しており、L井上航選手に交代する一場面がありました。
あとは、リリーフサーバーとして、安永→八子 の投入。そして、第2セット。10点以上もリードされて、ムセルスキーをベンチに下げてしまったサントリーに対して、トム・深津→熊倉・金子 の2枚替え。…まさかに、サントリー相手にこの展開は予想してなかったですね。
ブロック効果が高い、とずっと言ってたんですけど、JTのそれ、は、ゲスってるブロックではなくて、フロアディフェンスと一体となったそれ、なんですよね。
今日、ムセルスキー選手のアタックをシャットもしてましたが(バックアタックが多かったですね)、ブロックの横を抜いたり上を抜いても、誰かが触りに行っていて、アタックした方側としては、気持ちよく決まらない状態だったと思います。
何より、ムセルスキー選手の打数が多くなってしまい、負担が大きくなっていました。それは、サーブが有効だから、だし、ブロックの位置どり、ディグも位置どりが素晴らしいわけですよ。そして何より昨季と違うのは、一つ一つのプレーの精度が高い、ということです。
サントリー新加入の李選手のスパイクもエドガー選手がドシャット
そして、そのプレーは、確かに、エドガー選手であるし、小野寺選手であるのだけれど、
もしも仮に出場できない何かがあったとしても、誰かがそれを行う、という事が徹底している。まさに、全員バレー。
もちろん、ホームゲームで、たくさんのグリーンのハリセンが揺れていて、1プレー1プレーに歓声が沸き起こる会場で試合していることもあるでしょうが、選手みんなの表情がいい。みんな、楽しそう!見ているほうも、やってる方も楽しいバレーボール。サイコーですよね!
ラリーポイント制になってからもう随分経ちますけど、ほんと、一つのミスが命取り。でも、「ミスをしないように」とプレーすると、攻撃規模も、気持ちも縮んでしまい、ますます、大事なところでミスを生みやすい。去年JTがハマった沼です。メンタルを鍛えろ、と言うけれど、そうそう簡単にはいきませんよね。ところが、肩の力を抜く方法って、結構思わぬところにあるんですよ。そう!笑うこと!!リラックスすること、ですよ。今年のJT、ほんと、いいですよね。
第1セットだった思うけど、S深津のディグに2でショーヘイがバックアタック打った場面がありました。結果は残念ながらエンドラインを割ってしまったけど、いい攻撃だったなぁ。いやー、いいもん見た!
2週、試合を消化し、全勝は、JT、ジェイテクト、パナソニック。(テクト、パナは現在3試合消化。JTは4試合。)セットを落としていないのは、JTだけ、です。
4連勝でティネ監督はこの表情
試合後、小野寺選手のサイン会は長蛇の列
来週の北九州大会で、ジェイテクトと対戦します。日本男子代表で活躍した西田選手に加え、一昨年までテクトに在籍したカジースキ選手が復帰し、攻撃力が増しているテクトに対して、JTのトータルディフェンスがしっかり機能するか。注目です。
来週も現地で応援です。頑張れ!JTサンダーズ広島!(ちゃこ)