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2018年12月26日
編集部

バレーボールインカレ準Vの福山平成大学、天皇杯経てさらに成長、”新春”から三好佳介、西本圭吾の2枚看板へ

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天皇杯、ジェイテクト・スティングス戦で吠える福山平成大学(トップ画像)

平成30年度天皇杯 全日本バレーボール選手権大会はJTサンダーズの優勝で幕を閉じた。4大会ぶりに頂点に立った広島バレーボール。バレーボール王国広島の面目躍如だ。

バレーボールの天皇杯には、都道府県ラウンド、ブロックラウンドの予選ラウンドを勝ち上がってきた高校、大学、社会人、クラブチームとVリーグ勢の全18チームによって争われた。

広島からは、中国代表で福山平成大学も出場した。

福山平成大学は天皇杯直前にあった全日本大学選手権で決勝まで進んだ。ファイナルでは前回覇者の早稲田大学に敗れたものの、中国地方勢初の4強入りからイッキの準優勝で一躍、その存在は脚光を浴びた。

天皇杯では洛南高校(近畿A代表)との1回戦を勝ち進んだがジェイテクト・スティングス(Vリーグ1部)との2回では、第1セットを20-25で落とし、その後も21-25、20-25のスコアで押し切られてストレート負けを喫した。

だが、全日本大学選手権と天皇杯に真正面からぶつかったことで、福山平成大学は大きな財産を手にすることができたという。

名実ともに明らかに格上の関東勢とでも、部員全員の力を結集すれば十分に渡り合えるという手応えをつかんだことが大きい。

ただ、大学スポーツなのでメンバーは毎年入れ替わる。

1994年創立から四半世紀を迎え、さらなる飛躍を目指す、福山平成大学の動向が注目される。

そこで福山平成大学の松井弘志監督とセッターの福元浩太郎選手(2年)にここまでの戦いと、これからについて聞いた。

-Vリーグ勢と天皇杯でぶつかるのは?

今回が3度目でしたが、調子自体は悪くなかったですね。ただ、全日本インカレは51人の部員全員で戦って、天皇杯はメンバーしか連れて行けなかったので、応援がちょっとね、学生のノリ?ですか、ノリきれなかったところはありました。

-インカレは「みんなで戦って、みんなで決勝まで…」ということでしたよね。

そうそう。そこは痛感しましたね。今回は21人で18人登録とスタッフ3人。応援の力を感じました。向こうはVリーグですから、試合運びが上手です。前半から中盤までついていけば、後半で逆転劇。うちがバーッといかないといけないのですが…

-Vリーグとの差は?

やはりミスの少なさですね。こっちもいいプレーは出しているんですが、それが連続得点に繋がっていない。プロと学生の格の違い、精度の違いを感じましたね。ただ、以前に豊田合成さん、パナソニックさんと対戦した時には”この場にきちゃったな”的な感じでしたけど、今回は1回戦で高校生に苦戦しながらフルセットで勝って、僕も選手も試合をしっかり戦おうという雰囲気でコートに立てたと思います。

-戦う集団作りは今後どうなりますか?長らくチームの中心だった迫田郭志主将ら4年生がいなくなります。

ちょっとね、ポジションをコンバートして三好(佳介・2年、ミドルブロッカー)と西本(圭吾・2年、ミドルブロッカー)をオープンに出そうかな、と今コーチと話をしています。まだ、どうなるかわかりませんよ。西本はだいぶん、リーダーシップも出てきていますからね。そこをチームに還元してもらおうかなと思っています。

 

 

福元浩太郎選手の話

天皇杯1回戦、高校生相手でしたが洛南高校(京都)はインターハイ準優勝、国体は優勝、そして年明け1月早々からの春高バレーに向けて上がり調子。…なのでちょっと苦戦しましたが、まあ普通にやれば負ける相手ではありませんから。

でも、ジェイテクトはやはり違いました。序盤はいい感じでついていけても、終盤になるともうついていけない。力の差を感じました。ただ、西本や三好が連続ブロックを決めた時には向こうも少し顔色が変わっていました。部分部分ではVリーグ勢相手でも通用するところはありました。

来年春のリーグ戦では「4年生が抜けたから…」と言われないように、みんなで協力して新チーム作りをしていきたいと思います。

福山平成大学
天皇杯、洛南高校戦でトスを上げる福元浩太郎

福山平成大学
天皇杯、洛南高校戦の#15西本圭吾と #1迫田郭志

福山平成大学
天皇杯のあと、練習再開…

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福山平成大学
新チームのキーマン、西本圭吾

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