コロナ対策でJTサンダーズ広島のホームゲームも会場変更、試合会場で声を出しての応援がない、から選手たちの小さな声も…ちゃこのＶプレミアレポ

2020年10月18日: ちゃこ

画像はＶリーグ開幕戦、大分三好ヴァイセアドラーvsＪＴサンダーズ広島が開催された大分市の大分スポーツ公園昭和電工武道スポーツセンター

今シーズンは、新型コロナ感染症対策を取った上での有観客開催、ということで、Vリーグ機構側からもかなり詳細な申し送り事項がありました（V.LEAGUEホームページから確認できます）。

JTサンダーズ広島のホームゲームは来週ですが、会場を東広島運動公園体育館だったところを、広島市南区の猫田体育館での開催に変更しています。

また、12/５・６の呉オークアリーナでの開催（呉大会は長い間ずっと開催してきていて、西日本豪雨災害で呉や坂などに甚大な被害が出た、その冬も『頑張ろう、呉』Tシャツを選手も会場関係者も同じものを着て、頑張って開催した、という経緯もあります）を、広島グリーンアリーナでの開催に変更しています。

・会場収容可能人数の50%最大とし、観客をそれ以下にすること。

・全てを指定席にし、半券は最低2週間保存すること。

・客席その他でのソーシャルディスタンスを保持すること(席の指定は1個飛ばしです)。

・マスクを必ず着用し、入場時には検温を受け（37.5度以上ある場合は入場拒否。払い戻しなし。）、入口では手指消毒を実施する。

・会場内では、選手、大会運営関係者、観客のエリアや動線を分けて、接触を避ける。

・会場に設営する応援旗などはあらかじめ消毒されたチームのもののみとし、ファン個人が管理して設営しているものに関しては今シーズンは禁止する。

・試合開始前のキッズエスコートなし、サインボールの投げ込みなし。

・ファンサービスとしての、握手やハイタッチ、プレゼントを渡す、サインをもらう、出待ちをする、などの行為は禁止。

・応援は、声を出すことを禁止し、スティックバルーンは使用禁止、応援団のチアリーディングやマスコットによるパフォーマンスは中止。（応援団による音響による応援と拍手のみが許可されている状況です）

呉大会は、多分、非常にやりたかったところだと思うのですが（個人的にも、選手と近くて、とても好きな会場です）、この度の、「ソーシャルディスタンスの保持」の観点からすると、『選手との距離が近い』ことが、そのままリスクになってしまう。東広島もそう。

呉は、そもそも、選手と観客、大会運営関係者の動線がどうしても重なってしまうので、どうするのかな、思っていたところ、会場変更でした…。

今回は、選手たちを間近で観れる、私が大好きな『アリーナ副審側(ベンチ裏)』指定席は発売されていません。

2020Vリーグ初日の観客数は、

大分会場(大分三好vsJT):1012人

奈良会場(テクトvs東レ):715人

箕面会場(サントリーvsWD名古屋):530人

枚方会場(パナvsFC東京):702人

堺会場(堺vsVC長野):300人

この観客数だからといって、「盛り上がってないじゃん？」とは決して言えない感じです。開催側も、観客側も、『様子見』な感じですし、そもそも、観客を入れてできるようにはできていないところで開催している(堺は会社の練習体育館。JTサンダーズ広島が猫田体育館でやる感じ？)ところもあるし、アリーナ・ベンチ裏指定席を設置しなければ、キャパは随分減りますし。

SNS上では、昨日は一日中、開幕戦を楽しみにしていたのに、機材のトラブルなどで、映像観戦が出来ない！トラブルに対して苦情を言っても、いっこうに改善されない！と、バレーファンの怒りのコメントが溢れてました（苦笑）。

試合会場で、声を出しての応援がない、ということは、選手たちの小さな声や指示も聞こえてしまってました（笑）。

ハリセンを叩くことで、応援の感情を一生懸命に出していましたが、やっぱり、ここ！ってところで、おぉ！！とか、あぁ〜！、とか、漏れてしまってました。(ちゃこ)