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【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > カープ > 大瀬良、野村ら離脱で来季に向け不安募る広島先発陣、中村祐の右肩上がりの投球内容プラス材料に
2020年10月18日
編集部

大瀬良、野村ら離脱で来季に向け不安募る広島先発陣、中村祐の右肩上がりの投球内容プラス材料に

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中村祐太
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画像は中村祐太

 

10月18日 〇5-0 中日 マツダスタジアム
通算41勝51敗10分け(M7の巨人まで18差の5位)
13時30開始・2時間59分、1万5938人
相手先発 清水●5回4安打4失点
本塁打 西川5号①、6号①、鈴木誠24号③

一番レフト宇草
二番ショート田中広
三番ライト誠也
四番ファースト松山
五番センター西川
六番キャッチャー曾澤
七番セカンド菊池涼
八番サード羽月
九番ピッチャー中村祐〇(5試合3勝2敗)7回110球7安打無失点
ケムナ
フランスア

広島の中村祐が毎回の走者を背負いながら今季先発5度目で初めて7回を投げしかも無失点で自身3連勝をマークした。

得点圏のピンチも4度あったがしのいだ。

初回の一死一、二塁はビシエド左飛、高橋見逃し三振。

三回の一死一、二塁はビシエド三ゴロ併殺打。

四回の一死二塁は遠藤空振り三振、木下拓遊ゴロ。

五回の一死一、二塁は阿部三ゴロ併殺打。

この投球スタイルの是非については課題を指摘する声もある。ただ結果的に無失点で中日の連勝を7で止める原動力となったのだから明るい材料であることは間違いない。

広島は来季の先発ローテを考えた場合、現状は”厳しい”の一言。計算できる先発候補は多いほどいい。

中村祐の今季一軍登板は9月20日のヤクルト戦(神宮)。大瀬良離脱のあと、中継ぎだった薮田が一度だけ先発して二軍行きとなり、やっとお呼びがかかったかっこうだった。

結果はいきなり初回にソロ3連発という物々しい形になった。バッテリーを組んだのは磯村。それでもそのあと五回途中まで投げ無失点とタフなところを窺がわせた。

続いて9月27日のDeNA戦(マツダ)。この日も磯村と組みやはり初回、先頭の梶谷にソロを許し適時打もあって2失点。でも、二回から五回までは無失点で交代した。

10月4日のヤクルト戦(神宮球場)は曾澤と組んだ。5回1失点。二回、先頭の西田にソロを打たれた。大きなピンチが2度あり、球数も92まで増えたが粘り強さは相変わらず。さらに10月11日のヤクルト戦(マツダ)も曾澤と組んで6回1失点。六回、先頭の村上に初球のスライダーを右翼席に叩き込まれた”だけ”で「調子は良く無かった」と言いながら7三振を奪った。

今の広島には中村祐のように少しずつ投球の質を上げていく先発候補が見当たらない。毎週日曜日、あと2回は必ず先発するチャンスがある。ここまで積み上げてきたものを大事にしたい。無論、不用意な一発はもうなし、で…(ひろスポ!・田辺一球)

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