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2020年10月17日
ちゃこ

Vリーグ、コロナ対策万全で待ちに待った新シーズン開幕、JTサンダーズ広島は大分で白星発進~ちゃこのVプレミアレポート

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トップ画像は武智選手のガッツポーズ

 

待ちに待った、新シーズン開幕です!!

昨季、2/29V.LEAGUE FINALは、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けて、無観客での開催になり、ジェテクトの初優勝も少し霞んでしまった、シーズン終了でした。
毎年5月に行われる、「黒鷲旗全国男女選抜バレーボール選手権」も中止。ファン感謝デーも、リモート開催される中で、オフシーズンを迎えました。

TOKYO2020オリンピックが1年延期となり、今年開催されるスポーツイベントは、実質そこを意識した安全策を打ち出して実施される、壮大な現地実験の意味合いも持ちます。
(コロナ対策と、その影響については、試合レポとは別に、ご報告したいと、思います)

【2020-2021V.LEAGUE Division1 MEN】レギュラーラウンド第1レグ
今年度から、ほぼ「ホーム&アウェイ」方式となり、Division1 ・10チームの対戦を、ホームとアウェイで各2試合ずつ実施します。前年度が総当たり3回だったものが、今年度は総当たり4回となります。

ただ、昔「4レグ制」だった頃とは違う点は、Division1 (昔は、プレミア、と言っていた)のチーム数が8→10に増えていること、ホーム・アウェイそれぞれでの対戦は土日連戦で同じ相手と戦う、という点です。この方式でのリーグ開催は初。そして、コロナ対策のため、色々なことに考慮しての開催になります。無事に開催出来ること。本当に、感謝です。

我らが、JTサンダーズ広島は、開幕戦を、大分県大分市で迎えました。ここは、大分三好ヴァイセアドラーのHOMEです。


ソーシャルディスタンスに配慮した会場の様子

 

2020-2021V.LEAGUE Division1 MENレギュラーラウンド第1レグ
2020年10月17日土曜日、大分スポーツ公園昭和電工武道スポーツセンター
vs 大分三好ヴァイセアドラー

25-13
25-20
25-19

セットカウント3-0、リーグ初戦を、勝利で飾りました。1勝0敗 ポイント3(獲得セット3、失セット0)。

スターティングメンバーは、
OH:陳建禎、武智
MB:小野寺、西
OP:エドガー
S:深津
L:唐川

地元、大分県別府鶴見ヶ丘高校出身の、ルーキー・西知恕(にし ちひろ)!公式戦デビュー!!です!高校の大先輩に当たる高松選手(今シーズン、ウルフドッグス名古屋から大分三好ヴァイセアドラーに、期限付き移籍)を相手に、やりました!

JTサンダーズ広島は、試合開始からエンジン全開!!10-1まで走りました!
第1セットだけで、5ブロック(陳さん1トムさん2武智1小野寺1)!!
陳さんのサーブが、い〜いところに入るのが7連続。失敗せずにサーブで攻め続ける、は、基本鉄則だけど、実際には、攻めている途中でサーブミスしたり、コース狙いの少し抜いたサーブにするもの。それを、7連続で!!それは凄いわー、メンタルと技術両方ないとダメなやつ。陳さんすごいわー。トムさんのサービスエース2本も、エグかった。

第2セットは、大分三好も喰らい付いてきて、8-7まではシーソーゲーム、お互い譲らず。でも、やはり、キモは、5本のブロック。シーソーゲームの間はブロックがなかったんですよー。

8-10でこの日初のタイムアウト。第1セットからここまで、テクニカルタイムアウト以外、タイムアウトを取ってなかったんです。それだけ試合運びが理想的だったわけで。
タイムアウト後、陳さんアタックで切って、深津サーブのターンに。ここが強いんだ。前衛が理想的で。それで12-10までいっちゃった。じつに、8-10以降に4つのブロック。エドガーと小野寺で。このセットも計5本のブロック。


小野寺選手(左)と中島選手(手前)のグータッチ

JTサンダーズ広島 西
ルーキー西選手のクイックがブロックを破る

第3セット。深津サーブで3-0まで抜け出す。くぅー〜!やはり、ここのターンが強いんだよー!!
13-9→高松のサーブとかで、13-12になって、この日2回目のタイムアウト。
本当に、この1試合で、2セット目のあそこと、ここ(ここは、高松のサーブを切る意味で取ったと思うけど)の2回しか、タイムアウト取って無いもんね。
武智のブロック!!トムのこの日3本目のエースで引き離し、16-12。西くんにも待望のブロックポイントが出ましたし!

おつかれのトムさんを休ませる、2枚替え。トムさん→金子、深津→クマさん。
この日1番の西くんのアタックは、金子くんとのコンビで、見れました!高い打点で、ノビノビと打ってましたね。よく2人で練習してる、って聞いてるし、そこは息が合ったコンビで。良かったわー。最後は陳さんアタック華麗に決まってゲームセット。

何つっても、今日は、ブロック!3セットで14本!凄いわー。
でも、大事なのは、地味に、レセプションだったり、ブロックワンタッチ後のフォローの1本目だったりします。武智くんと唐川くんが良い仕事をしてました。
小野寺くんの打数が多かったこともあって、相手はコミットで飛んでたと思われるけど、速くて高くて、全然止まらない。きちんと相手ブロック見えてる。

同じ相手と2連戦は、これまでなかった経験だけど、明日の布陣がどうなるのか、いまから楽しみです。色んなことが出来そうなメンバー!

コロナの影響で、新しい助っ人外国人の合流が遅れたり、全体練習の時間が足らなかったり、と、様々な影響がある中で、JTサンダーズ広島は、トムさん陳さんという昨シーズンから(トムさんは今年で4年目)引き続きのメンバーで戦えていることが、いい方向に出ている、と思います。

大分三好の新外国人カーティス(オーストラリア代表。27歳。)はまだ調整不足な感じで、ベンチ入りはしていたものの、試合には出てこなかった。ブライアン・バグナスに至ってはベンチ入りしていなかった、というか、多分会場にいなかった。

他会場の、ほかのチームも、まだ助っ人外国人がコートに出れない状況のところが多く、全セットに出場していたのは、うちの2人とパナのクビアクだけ、だった。途中から出てた名古屋のクレクや堺のウェントはまだ良くて、ムセルスキーやラオはベンチにも入ってない。シーズンまでに準備が出来ない、というのも、コロナの影響あるかもしれない。

日曜日も、昭和電工武道スポーツセンターで、大分三好と対戦です。隣のスタジアムで、大分トリニータの試合も行われるので、会場周辺は、混雑する予定なので、密にならぬよう気をつけねばなりません。(会場入り口では体温測定をされ、受付で手指消毒をします。)

勝利に向かって!
頑張れ!JTサンダーズ広島!
(ちゃこ)

 

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