トップ画像は練習の合間に笑顔を見せる選手たち、左から10番をつけて2年目で真価が問われる森島司、高卒2年目の土肥航大、期限付き移籍より復帰の長沼洋一、キーマンのひとり東俊希、城福監督の下で1年目の昨季リーグ戦29試合に出場した茶島雄介
サンフレッチェ広島は2月3日、広島市内で全体練習を再開した。
1月24日から31日まで宮崎市のシーガイアで1次キャンプを行い、2日間のオフを挟んで、5日から鹿児島県指宿市で行う2次キャンプに備える。
開幕戦は2月26日。もう3週間しかない。そして12月4日までのJ1リーグ戦期間中に昨季の34節より多い38節を戦い、その結果4クラブがJ2に降格する。
2020年シーズンで新型コロナウイルスの影響によりJ1からJ2への降格が行われず、一方でJ2からは2クラブが昇格。2021シーズンはJ1が20クラブとなったための措置。今季の結果でJ2から2クラブが昇格してくるJ1は、2022年シーズンから18クラブ体制に戻る。
「Jリーグ史上最大の修羅場」(足立修強化部長)となる厳しいシーズンを逞しく乗り切るためにサンフレッチェ広島は城福浩監督4季目を迎えて様々な”変化”に挑戦中。
一方で長丁場になるとはいえ、コロナ禍の影響でリーグ戦がどう転ぶか、もわからない。
…となれば開幕からの好スタートは優勝を争うための絶対条件になる。新たに加わった、あるいは復帰したメンバーによってチーム力をどれだけ底上げできるか?
この日も攻撃力を高めるための連動性の確認に時間が割かれ、完全移籍で加入のジュニオール サントスの動きも上々…
得点力アップを掲げる城福浩監督が描くイメージが着々と選手たちに落とし込まれつつある。
アップするジュニオール サントス
サンフレッチェ広島の開幕戦は2月27日(土)、相手はベガルタ仙台。エディオンスタジアム広島で午後2時キックオフ。「エディオン スポンサードゲーム」として、先着9000名に「応援グッズ オリジナルロールフラッグ」がプレゼントされる。