スパイクを決めにいく陳建禎選手(資料写真)
2020-2021V.LEAGUE Division1 MENレギュラーラウンド
第11週・第21戦(全18週・36試合)
2021年2月6日 土曜日、愛知県稲沢市・豊田合成記念体育館(エントリオ)
vs ウルフドックス名古屋(全4対戦 第1戦)
全行程の半分を過ぎても、未だ対戦していなかった、ウルフドックス名古屋との初対戦。JTサンダーズとは因縁のあるバルトシュ・クレクが今シーズンから加入した、ということで、なんとなく注目はしていましたが、ここに来るまで、直に対戦はありませんでした。
現時点で、JTは、9勝11敗。負けが混んでいて、ヤバいです。
転じて、WD名古屋は、16勝4敗で、首位です。
パナ戦だけでも0勝4敗で-4あるのですから、この先ドンドン上位食いしていかないとJTに未来はない。実際、試合はどうだった?!
22-25
25-19
24-26
25-22
15-8
セットカウント3-2 で、勝利!!
やった〜〜ーーー!!この勝利は、デカイよ!
スターティングメンバーは、
OH:山本将平キャプテン、新井雄大
MB:小野寺、中島
OP:エドガートーマス
S:深津
L:唐川
今日は、誰か黒幕がいるのですか、と思うほど、ベンチの動きが早かったですよね。
第1セット落とした後、サーブ入らない、レシーブにもスパイクにもいつものキレがない将平キャプテンをスパッと陳さんに交代。第2セットをすぐに取り返して1-1に戻せたのは、陳さんのおかげです!ラストも陳さんのサービスエース!!!!台湾に陳建禎の銅像を建立しようよ!!
前々から、こういう交代の方が戦力が増し増し(WINWIN)になっていいんじゃない?!と、うちの家で話してたことが、現実に展開されてて、ビビった!
MBナカジのサーブ→リリーフサーバーOH武智。そのまま後衛でコートin。ナカジが前衛に上がるタイミングで、武智下がる。
次のサーバーOH新井。サーブの後、L唐川と入れ替わり(交代のパドルなし。ということは、セット中何回でもこれが出来る)。
OH陳さんのサーブ→サーブの後、R井上航と交代。陳さんが前衛に上がるタイミングで、航下がる。
Lは試合中誰と入れ替わってもいいのだけど、通常後衛に行ったMBと交代するのがセオリーになってるから、通例を崩してまで策を使ってなかったんだよね。ヴィスコ監督はよくそういう、いわゆる「奇策」と言われるものをよく使っていたですね。ルール上は何の問題もないわけだし。でも、セオリーに囚われて頭ガチガチなベテランは、ヴィスコの奇策で自分自身が混乱したりしてましたねー。
いや、すごい。
第3セットは先にセットポイント握っていて逆転されたので、ダメージがあったかな、と思ったけど、JT以上にウルドの方がダメージあったみたいね。あの勢いで第3セット取ったら、続けて第4セットを取ってないと、クレクの打数的に言うと、まずかったんだよ、ウルドが。
で、JTの方は(苦笑)、苦手意識がないって、こんなにも冷静に試合運びできるのかね、って感じ。焦ってる感じもなかったし。第3セットの終盤にトムが爪を噛んでたくらいかな。
killブロックも炸裂していたし、センター攻撃も決まってた。JTはほぼやりたいことをさせてもらってたんじゃないか、と思います。
第3セットモタモタしてた感じだったのは、やっぱりレセプションの乱れと、ファーストタッチの雑さ、のように思う。それでも緊迫してる感じじゃなかったのは、JT以上にウルドのプレーが謎が多かったから、と思う。相手のOHの1人は、本当に、動きが謎だった。
今日は、JTの手札交換はことごとく決まって、いい方へいい方へ目が出た。相手は逆に、守りに入って、自分で自分の首を絞めていた。
同一チームとの2連戦。まだJTは勝ち切ったことがありません。明日は相手も今日の対策をしてくるでしょう。それを更に上回る手を出せるかどうかが鍵です。
明日も、ウルフドックス名古屋と対戦です!
頑張れ!JTサンダーズ広島!
私ら、ファンも一緒に戦うとるよ!!
(ちゃこ)