アンジュヴィオレ広島ホーム開幕戦勝利で飾れず(画像説明)
2021プレナスなでしこリーグ1部第2節(4月4日、広島広域公園第一球技場)
アンジュヴィオレ広島は4月4日、ホームで記念すべきなでしこリーグ1部、地元開幕戦に臨み、オルカ鴨川FCと対戦。雨のち曇りという条件下で319人の観衆の拍手を受け公式戦初勝利を目指したが0-2で敗れた。
アンジュヴィオレ広島先発
GK 出口春奈
DF 小川優花、島村公美子、阪中澪
MF 宮本果栄、松田遥奈、本藤理佐、古谷茜音、斉藤礼佳、神田若帆
FW 松山夢
試合後、キャプテンの本藤理佐は「昨年までのチャレンジリーグとは、スピード、球際の強さなど全く違う」と話し「自分たちの特徴である最後まで諦めない気持ちや感謝の気持ちを忘れず、勝利を目指したい」と前を向いた。
しかし開幕戦でも愛媛FCレディースの前に1-3負け。2戦で5失点、しかも前節がシュート数3本対12本、今節が同じく5本対14本と内容的にはほぼ圧倒されている。
昨季、開幕早々に3試合連続ゴールを決めたFW川﨑咲耶が後半20分から途中出場。2本シュートを放ったが得点には至らなかった。
コロナ禍にあった2020年はチャレンジリーグ最終年女王の座を目指して最終戦(第10節)を待たずに無敗でWEST1位を決めたアンジュヴィオレ広島だが、再編されたなでしこ1部の壁は相当高い。
前節に続いて先発を固定した今節は前半を0-0でしのいだが、後半に流れの中から2点を失った。
オルカ鴨川FCは2019年がなでしこ2部で4位、2020年は同3位。
次節、アウェーで対戦する伊賀FCくノ一三重は開幕2連勝、勝ち点9で首位スタート。2戦で9得点、失点ゼロ。2020年はなでしこ1部で最下位だった愛媛FCレディースのひとつ上の9位だったが、新リーグでの実力はトップレベル…
次節、どんな内容のゲームができるか?2節を終えて勝ち点がないのはアンジュヴィオレ広島のみとなった。