侍ジャパンに朗報！8試合連続クオリティスタート成功の森下暢仁、幾多のコロナ禍乗り越え孤軍奮闘お見事！

2021年06月27日: 編集部

６月27日 △１－１　中日　マツダスタジアム
通算22勝37敗９分け
５位DeNAまで最大０・５差の最下位、３位ヤクルトまで11差、首位阪神まで最大16差
13時１分開始・３時間12分、16,231人
相手先発　勝野６回６安打１失点
本塁打　－
抹消　羽月、菊池保
登録　安部、フランスア

一番センター野間
二番レフト西川
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番サード林
七番セカンド安部
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー森下８回116球８安打１失点（自責１）
栗林

広島のスタメンから菊池涼の名が消えた。試合前に佐々岡監督と話し込み、フリー打撃もスタメン組から外れた。

そのバックアップ要員として一軍に再昇格した安部は、３度の得点機に三振、遊直、四球だった。

広島の東京五輪出場組でコロナ検査でもワクチン接種でも”影響なし”なのは栗林だけ。この日も同点の九回、堂上、阿部、桂を空振り三振に仕留めた。

同じく侍ジャパン組の先発森下は、マツダスタジアムクラスターなどコロナ禍の影響を最も受けてきたひとり。

５月22日に濃厚接触者となり練習に戻ってきたのは６月４日。中23日で５日に先発して、その後は12日と19日にも先発したあと21日の東京五輪のワクチン接種で「副反応」が出て22日は宿舎待機に。23日には短めの距離でキャッチボールで練習を再開して、そこから徐々にこの日に合わせて調整してきた。

中７日でのその立ち上がり、先頭の大島には初球をレフト線二塁打にされると高橋の適時打でわすかに９球で失点…。しかし、その後は特に大島、高橋の一、三番を全力で抑えにかかり、追加点を許さなかった。

そんな森下の孤軍奮闘が際立つ。これで８試合連続のクオリティスタート成功！でもその間、勝ち星は２つしかついていない。

森下の８試合連続QS成功の詳細
４月20日マツダヤクルト戦（敗）７回105球５安打６三振４四球２失点（自責２）
４月27日マツダ DeNA戦（勝）８回105球３安打７三振１死球１失点（自責１）
５月３日マツダ巨人戦（敗）７回117球７安打12三振無四球３失点（自責３）
５月12日神宮ヤクルト戦（－）７回127球３安打５三振６四球無失点
６月５日マツダ楽天戦（－）６回1 /3 、100球４安打５三振４四球３失点（自責３）
６月12日京セラオリックス戦（敗）６回108球６安打３三振２四球３失点（自責３）
６月19日東京ド DeNA戦（勝）７回102球７安打８三振無四球３失点（自責３）
６月27日マツダ中日戦（－）８回116球８安打４三振１四球１失点（自責１）

勝ち負けは本人の力だけではどうにもならないが、防御率は抑えれば良化する。１年目でいきなり１・91の数字を残した右腕にとっては、最下位に喘ぐチーム状況とは関係なしにこの数字を上回ることが目標だ。

（ひろスポ！・田辺一球）

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