画像は森下
9月20日 △2-2 ヤクルト 神宮球場
通算43勝59敗11分け
最下位変わらず5位中日まで2・5差、4位DeNAまで3・5差、3位巨人まで13差、首位阪神まで15・5差
17時30分開始・2時間42分、10,176人(緊急事態宣言下)
相手先発 石川6回4安打2失点
本塁打 石原3号①、菊池涼14号①
一番センター西川
二番ショート小園
三番レフト正隨
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番キャッチャー石原
七番セカンド菊池涼
八番サード林
九番ピッチャー森下8回115球7安打2失点(自責2)
前回14日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)から中5日、後半戦6度目の先発で東京五輪金メダル以来の勝利を目指した森下は八回に2点を失い勝ち切れなかった。
この日は後半戦2試合続けてバッテリーを組んだ石原との”U24コンビ”に戻された。
後半戦の森下は…
8月17日 中日(バンテリン)捕手石原、7回2失点、負け投手
8月24日 巨人(東京ドーム)捕手石原、7回3失点、負け投手
8月31日 DeNA(横浜スタ)捕手曾澤、5回4失点、勝ち負けつかず
9月7日 中日(マツダ)捕手曾澤、5回3分の2、4失点、勝ち負けつかず
9月14日 中日(バンテリン)捕手曾澤、6回6失点、負け投手
この日、初球からでも首を横に振るスタイルに戻った森下は二回の二死三塁を乗り越えると、低目に集まるカーブも使いながら自分の間合いで投げ続けた。五回には石原にも援護弾が飛び出してソロ2発でリード。
七回を終えて90球無四球3安打。前年から続く神宮球場での連続無失点イニングは35まで伸びていた。
だが、八回一死からヤクルトの代打攻勢の前に状況が一変した。宮本に2球目のカットボールを右前打されると川端にもチェンジアップをやはり右前打され、得点圏打率リーグ最上位に名を連ねる一番塩見には真っすぐを中前適時打された。続く青木にはアウトローに投じたカットボールをうまく左前に落とされリードを守り切ることができなかった。
前の日にメモリアル100号を放った村上を第1打席投ゴロ、第2打席一ゴロ、第3打席空振り三振に封じ込めていた右腕にとって、カギになったのは伏兵「代打」川端の打席だっただろう。
今季、2度の対戦で適時打1本を含む2の2とうまく対応されていた。ヤクルトベンチはその切り札を効果的に切ってきた。八回に入っても森下の真っ直ぐは150キロを超えていたが、過去2打席では真っすぐをヒットにしてきた川端の方が一枚上手だったことになる。(ひろスポ!・田辺一球)