画像はアイザイア・マーフィー(右奥)とアップするチャールズ・ジャクソン
広島ドラゴンフライズは10月10日、愛知県名古屋市中区のドルフィンアリーナでB1第2節のGAME2、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦に臨み77-87のスコアで敗れて開幕からの連勝が3でストップした。
「出だしから名古屋もアグレッシブに攻撃をしてくると予想をしていたし、タフな試合になると思っていた。名古屋は3ポイントシュート、広島はインサイドという、強みが全く違うスタイルの中で、昨日は広島が勝利できたが、今日は3ポイントシュートの強みを発揮した名古屋が勝った。それに尽きると思う」(カイル・ミリングヘッドコーチ)
第1クォーター、互いに相手の動きを探りながら迎えた残り4:12、スコット・イートサンにスリーポイントシュートを決められて7-13、さらに3:18では狩野祐介のスリーポイントで9-16、2:18のスコット・イートサンで11-19とこの“3発”で流れを持っていかれた。
第1クォーター14-24の躓きは、第2クォーターの24-15で一応は取り返したように見えたが、終わってみればその後、リードを奪うことができたのは第3クォーター入りのおよそ1分間だけ。第4クォーター残り7:09で63―65まで追い上げたあと、ここでも踏ん張りどころで名古屋のスリーポイントシュートを止め切れなかった。
名古屋のスリーポイント成功率は48・3パーセント(14/29)、広島は26・3パーセント(5/19)でGAME1の55パーセント(11/20)からダウンせざるを得ない展開になった。そんな中、チャールズ・ジャクソンがここまで4戦中最長の21:50の出場タイムで移籍後最多の18得点。
グレゴリー・エチェニケ主将は次のように試合後、コメント。次節ホームゲームでの巻き返しを誓った。
「名古屋戦を2勝するつもりでいたが、今日は勝つことができなかった。昨日はインサイドを支配できていたが、今日の試合では名古屋も対策をしてきて、昨日とは違う展開になった。最後まで相手についていって、あと少しで追いつける所だったが、最後は力が及ばす、負けてしまった。この敗北から学び、練習をして来週のホームゲームでブースターの皆さんの前で勝てるように頑張る」
B1第2節GAME2
広島ドラゴンフライズ 77-87 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
1Q: 14-24
2Q:24-15
3Q:17-20
4Q:22-28
観衆:2,093人
【スターター】
広島: 寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、ニック・メイヨ
名古屋: 齋藤拓実、コティ・クラーク、須田侑太郎、中東泰斗、スコット・イーサトン
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
チャールズ・ジャクソン19得点
ニック・メイヨ18得点
グレゴリー・エチェニケ14得点
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ11リバウンド
チャールズ・ジャクソン 11リバウンド
寺嶋良 5リバウンド
アイザイア・マーフィー 5リバウンド
◆アシスト
寺嶋良 6アシスト
辻直人 4アシスト
青木保憲 4アシスト
◆出場タイム( )はGAME1
寺島良24:45(23:55)
トーマス・ケネディ24:31(24:59)
朝山正悟12:53(15:41)
辻直人27:03(24:19)
青木保憲15:15(16:38)
アイザイア・マーフィー20:38(16:37)
船尾誠也00:00(00:00)
グレゴリー・エチェニケ25:14(28:14)
チャールズ・ジャクソン21:50(16:42)
柳川幹也00:00(1:58)
ニック・メイヨ27:51(30:57)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
◆得点
コティ・クラーク21得点
スコット・イーサトン 17得点
張本天傑 14得点
◆リバウンド
スコット・イーサトン 6リバウンド
コティ・クラーク5リバウンド
須田侑太郎 4リバウンド
◆アシスト
コティ・クラーク7アシスト
齋藤拓実 5アシスト
狩野祐介 3アシスト