カープオープン戦の季節、条件付きでマツダスタジアム観戦が10倍楽しくなる？広島駅ビル建て替えの駅周辺模型などお目見え

2022年03月06日: 編集部

画像は新駅ビル２階に乗り入れる広島電鉄路面電車の様子

駅ビルの建て替え工事などを進めるJR広島駅新幹線口構内に３月5日、駅周辺模型と子どもたちの夢が描かれた秀作絵画10点（広島駅周辺地区まちづくり協議会など主催）や駅の変遷を紹介する「HIROSHIMA CONNECTION WALL」が展示された。

広島駅南口にはすでに街の成長を牽引する「スポーツ王国広島」に関する「広島ステーションスタジアム」がお目見えしている。

広島駅
子どもたちが広島の未来を描いた作品展示、西日本旅客鉄道株式会社が企画して広島市現代美術館などが協力した

広島駅の表情の移り変わりもまとめてある

広島駅
模型全容

JR広島駅に近いマツダスタジアムではこの日、シーズン初のオープン戦が開催された。JR広島駅が新たな姿になって広島の街を盛り上げるのは2025年春…

すでに数多くの報道があるように、広島電鉄路面電車が駅ビル２階に直接乗り入れる。カープ観戦は今より10倍？楽しいものになる。（そのころ、新型コロナウイルス感染拡大の心配がないこと、ウクライナ危機が終結していることが条件ではあるが…）

広島駅周辺模型、マツダスタジアムなどがある東側からのランドスケープ、画像中央一番奥のビルは現在、すでにその輪郭が出来上がった日本郵政（株）の19階およそ90メートル（県庁東館とほぼいっしょ）の日本郵政（株）新ビルで同じく2025年春完成

広島駅
日本郵政（株）新ビル、3月4日撮影

以下、JR西日本ニュースリリースより

広島駅ビルの建替え計画建物概要

所在地   　：　広島県広島市南区松原町2番37他
建築面積              　：　約14，000平方メートル
延床面積              　：　約111，000平方メートル
構造、規模          　：　鉄骨造、地上20階・地下1階、高さ約100メートル
用途       　：　商業・ホテル・駐車場

計画概要と特徴

新駅ビルは、広島・瀬戸内の玄関にふさわしく、広島に新たな賑わいや交流、感動を創出する施設となることを目指し、下記の商業・ホテル・駐車場を導入します。

特に、内観イメージで示す駅ビル2階の路面電車が進入する空間は、広島駅中央口改札や新幹線口改札から段差なくフラットに繋がり、駅と歩行者空間、商業施設が一体となった魅力的な空間を創出します。また、駅ビル1階に整備される駅前広場とも繋がり、ご利用しやすい公共交通ネットワークを形成します。

＜商業＞
・店舗面積約25，000平方メートルのショッピングセンターおよびシネマコンプレックスを計画しています。多種多様な店舗を揃え、広島を訪れる方々や地域の方々に様々なシーンでご利用いただける施設をつくります。また、屋上などの広場を活用して賑わいや交流、憩いの場を創出します。

・運営は、ショッピングセンターは中国SC開発株式会社、シネマコンプレックスは株式会社松竹マルチプレックスシアターズを予定しています。

＜ホテル＞
・駅ビル高層階に、JR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ」（400室規模）を計画しています。駅北のホテルグランヴィア広島とあわせ、国内外から訪れる方々の多様なニーズに対応し、洗練されたデザインのホテルを目指します。

・ホテルの事業主体は株式会社ジェイアール西日本ホテル開発、運営は株式会社ホテルグランヴィア広島を予定しています。

＜駐車場＞
・駅ビル直結駐車場（約500台）に加えて、駅北西に別棟駐車場（約400台）を計画しています。