入場制限解除のマツダスタジアム、空席目立つがさすがの連日２万人越え！ネット転売ヤーなお稼働中だが今の佐々岡カープは当日券で十分楽しめる…

画像はマツダスタジアム三塁側当日券窓口に用意された座席区分図と残券状況

「失敗しない」栗林がマツダスタジアムで今季初のセーブをあげた３月31日、シーズン全チケットを一括販売して販売したのち「払い戻しをしない」（「ご購入後の変更・キャンセルは一切お受けできません。」広島HP）スタンドにはやはり空席が目立った。

広島県内ではいぜん、新型コロナウイルス感染が広がりを見せている。

しかし、3月21日には18の都道府県に適用されていたまん延防止等重点措置がすべて解除となり、全国的にも経済最優先の流れが出来た。

マツダスタジアムでの公式戦も３年ぶりに入場制限なしで地元開幕を迎えた。

その結果、阪神との３連戦の入場者数は…
28,028人
23,218人
21,534人

…だった。

他会場では…

神宮球場（ヤクルトー巨人）
21,434人
16,011人
15,742人

バンテリンドームナゴヤ（中日－DeNA）
28,088人
23,344人
20,176人

京セラドーム大阪（オリックス－楽天）
26,237人
17,835人
15,111人

札幌ドーム（日本ハム－西武）
20,868人
17,519人
12,655人

ZOZOマリンスタジアム（ロッテ－ソフトバンク）
23,683人
23,169人
17,148人

３試合とも２万人を超えたのはマツダスタジアムと立浪新監督のバンテリンドームナゴヤだけ。火・水・木曜だからそれも打倒な数字だろう。

ただ、コロナ禍以前のマツダスタジアムでは、シーズンの全チケットが一括販売されてもすぐに売り切れていた。よってこれだけ売れ残りがあるとなると、２年連続の赤字となった球団経営を考えた場合、痛手だろう。

第3戦では、マツダスタジアム一般席18の席種のうち14の席種で当日券が発売された。（記事冒頭の画像）

ただ、地元のメディアではそのことをほとんど報じなかった。これまでのことを思えば「大ニュース」だろうに…

もう何年にも渡って「マツダスタジアムに観に行きたくてもチケットが手に入らない」ファンが大勢いた。

なお、こうした状況下でもなお、ネットオークションではチケットの転売が行われている。売れないから値段は押さえられてはいるが、中には高値をつけているものもある。

そんなチケットに手を伸ばさずとも、当日、残っている席を購入するだけで十分。今の佐々岡カープは、どの席から見ようとも魅力満載、である。（ひろスタ特命取材班）

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