画像は九里
5月4日●3-6巨人 マツダスタジアム
通算32試合17勝14敗1分け、首位巨人まで2・5差、2位ヤクルトまで1差の3位
14時開始・3時間35分、30,534人
相手先発 戸郷〇6回7安打3失点
本塁打 -
一番レフト堂林
二番セカンド上本
三番センター西川
四番ファーストマクブルーム
五番キャッチャー坂倉
六番ライト中村健
七番ショート小園
八番サード矢野
九番ピッチャー九里5回3分の1、97球6安打3失点(自責3)
森浦H
塹江●(11試合2勝1敗)
黒原
矢崎
広島の九里と巨人の戸郷。1勝ずつで迎えた今季3度目の投げ合いは、六回途中で降板の九里が負け投手、その裏を投げ切った戸郷が勝ち投手。巨人の連敗が4で止まった。
九里は追い風を生かしきれなかった。
三回と四回には、プロ初となる2試合連続スタメンとなった中村健が本塁に見事なワンバウンド返球。二塁からの生還を狙った大城と香月をクロスプレーの末、ともにタッチアウトにした(香月のアウトで原監督リクエストも判定変わらず)。
さらに五回にはセンター西川からのバックホームで3つ目の捕殺完成!2度目の憤死となった大城は、滑り込んだまま立ち上がれなかった。
その裏、九里自らが右前打を放ち、そこからマクブルームの2点タイムリー、中村健の2試合連続となるタイムリーで3対0。連日3万人超えのスタンドは大喜び!
ところが直後の六回、九里が岡本和に11号3ランを打たれてしっかりと帳尻を合わさ途中降板。七回の塹江、八回の黒原が打たれて勝負あり、となった。
九里はこれで6試合に投げて1勝止まり(1敗)。リーグ2位の防御率2・13でも勝てない理由を探る必要がある。ちなみに19与四球は12球団ワーストホホ…
昨季、二桁13勝でタイトルを手にしてFA移籍せず、投手キャプテンを任されたという、イケてる経緯が空回り気味…
振り返ってみると…
3月29日地元開幕戦、阪神西勇との投げ合いは1対0の六回に3連打などで2失点、勝ち負けつかず
4月5日、本拠地で戸郷と投げ合い7回1失点勝ち投手、ただし初回に3四球
4月12日、坊ちゃんスタジアムでヤクルトのサイスイニードと投げ合い四回に1点を失うも六回に追いついてくれて七回で降板、勝ち負けつかず
4月19日、東京ドームで8回1失点の戸郷に”投げ負け”て5回3失点、負け投手、三回に坂本にソロを打たれ先制される
4月28日、本拠地でヤクルトを7回3安打零封、2対0でお役御免も二番手中崎らが打たれて八回だけで9失点となる悪夢…
…となっている。(ひろスポ!田辺一球)