画像は大瀬良(左)と九里
交流戦最下位に終わった広島のエースが戦列に復帰する。
6月14日、マツダスタジアム内であった先発投手の指名練習に九里、森下、野村とともに大瀬良も参加した。
広島の交流戦惨敗の原因は打てない、抑えられない、走れないの3拍子だった。
そんな中、戦前の予想では”旗艦”としての活躍が期待された大瀬良と森下が計5度先発して全敗とその期待を完全に裏切った。
中でも大瀬良。2試合計10回を投げて自責9。6月5日に故障でもないのに出場登録を抹消された。
大瀬良の課題は右打者対策。交流戦での2発被弾を含む8被弾はいずれも右打者。柵越えされるたびに投球が慎重になり、リズムに乗れなくなっている。
被本塁打8はリーグワースト2、ワーストは森下の9本で事態はより深刻だ。
しかも3日後のリーグ戦再開でいきなり神宮球場3連戦、そのあと交流戦で大暴れした大山を中軸に据える矢野阪神をマツダスタジアムに迎える、という難関が待ち受ける。
大瀬良、森下も含めてどんなローテでヤクルト、阪神戦に臨むのか。大瀬良は今季ヤクルトとは未対戦だが、4年連続開幕投手の意地とプライドを懸け借金2で後がなくなったチームの救世主となれるか…(ひろスポ!田辺一球)