画像は野間と話をする佐々岡監督
阪神−広島22回戦(9月13日、甲子園)
ゲーム差2、互いに残り10試合で午後6時プレーボール!
4位広島はあす14日の第2戦で中5日の森下をぶつける必勝態勢。この日の第1戦も九里で絶対に落とせない…
広島は四回、阪神先発の青柳から敵失に乗じて先制すると七番磯村も中越え適時打。
続く五回、一死から3連打されて1点差に詰め寄られなおも一死一、二塁…。すると佐々岡監督は投手キャプテンの九里から迷わず森浦にスイッチした。あとツーアウトで勝ち投手なのに、だ。
結果は原口、佐藤輝ともに外野フライ。全球ストレート勝負、リードした磯村も投げた森浦もアッパレ!
六回の攻撃では松山二塁打、坂倉四球で築いた無死一、二塁で松山に代走矢野を送り、小園が送りバント。ファースト原口は迷わずサードに投げたが矢野の足が生きて野選となり無死満塁。このあと3点を加えて青柳攻略にも成功した。
さらに6対1、5点差とした直後の八回の守りではセットアッパー矢崎が一死から3連打され、ここでも即、守護神栗林にスイッチ。
4点差走者ふたり、はセーブシチュエーションだ。栗林は犠飛で1点失ったもののイニング跨ぎの九回も見事抑えて佐々岡監督の期待に応えた。
…で甲子園には「勝ち投手森浦、セーブ栗林」の場内アナウンス。ネットの記録や記事もそうなった。
だが…
二番手森浦3分の2回
三番手松本1回
四番手ターリー1回
五番手矢崎3分の1回
六番手栗林1回3分の2
…だから見比べていて森浦勝ち投手、栗林セーブって何か違和感ありあり…
”個人的”には真っすぐのキレが素晴らしかったルーキー松本に勝ちをつけたいところ!
特例なのか、単なる”目の錯覚”なのか?を、ここでは論じることはしないが、ネット上でボロカス?に言われてきた佐々岡監督の采配は、短期決戦には強し(昨季もシーズン終盤快進撃!)で、記録的にも非常に微妙な”真司マジック”、ということにならないか?(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)