マツダスタジアムコンコースを歩く秋山翔吾、その背景にライトスタンド後方「スーパーラッキー」エディオンZONE、ここに打ち込めば賞金100万円…
新井カープキーマンのひとり、秋山翔吾が10月下旬に扁桃の摘出手術を受けたあと2週間程度入院していたことをメディアに打ち明けた。
扁桃は咽頭にあるリンパ組織のひとつ。外界から体内へ入り込む病原体やウィルス対処する免疫の役割を担う。遺伝ほか様々な要因で肥大化すると、気道が狭まり眠りが浅くなって朝起きられない、集中力が続かない、イライラなどの症状が出たりもする。
まるまる3シーズン、コロナ禍の影響をモロに受けながらグラウンドに立つ選手たちは目に見えないところでも戦っている。秋山翔吾のようにシーズン途中で新天地に活躍の場を移せばなおさらだ。
サンケイスポーツが午前5時のヤフーニュースで、NPB復帰を目指す秋山翔吾の獲得争いに広島も参戦する見込み、と報じたのは6月21日だった。
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広島が正式にその獲得を発表したのが6月27日で、入団会見は30日。デビュー戦は7月8日のバンテリンドームナゴヤ、中日戦。
目まぐるしい環境の変化の中、無理が祟ったのか。8月23日、新型コロナウイルス特例を使い(症状は発熱)一軍の出場選手登録を抹消された。それまでの33試合で打率2割9分8厘、ホームラン4発…。
8月30日には一軍に戻ったものの、9月10日に発熱などでまた登録抹消。次に一軍に戻ってきたのは9月29日。クライマックスシリーズ切符を懸けた戦いはすでに残り3試合となっており、翌30日にはBクラスが決定した。
広島では、秋山翔吾以外にもレギュラーシーズン大詰めで扁桃炎を患い戦線を離脱した野手がいる。新型コロナウイルスの影響、感染防止策の徹底によるストレス、連戦疲れなど様々な要因で今季、どの球団でも登録、抹消を繰り返す選手が相次いだ。
秋山翔吾の広島での1年目は44試合出場で打率2割6分5厘、5本塁打、26打点。本塁打数と打点は4倍増、来季持てる力を発揮すれば開幕スタメン確実であとは何番を打つか?
今季の四番は松山竜平に始まり、ライアン・マクブルーム、坂倉将吾、西川龍馬…
ライアン・マクブルームは六番辺りが適任で、坂倉将吾は曾澤翼とのツープラトン。西川龍馬は開幕から4月後半までは一番を打った。
カープファンの声援に応えるなら「四番センター秋山翔吾」が一番盛り上がるが果たして…