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2022年12月11日
編集部

田嶋会長再びドーハへ経つ前「日本人監督」に言及、その3カ月前に広島のド真ん中で上がった「広島の新サッカースタジアムで森保ジャパン代表戦を!」の声~ひろスポ!は見たポイチの「野心」Ⅵ

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田嶋 サッカースタジアム
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画像は高層階から広島新サッカースタジアム建設現場を見下ろす、右から田嶋会長、松井市長、古田会長、湯崎知事、クレーンが見える

 

W杯サッカーカタール2022第18日 決勝トーナメント準々決勝(12月9日、10日)

12月9日
クロアチア1-1(PK:4-2) ブラジル
オランダ2-2(PK:3-4)アルゼンチン

12月10日
モロッコ1-0 ポルトガル
フランス2-1イングランド

 

日本サッカー協会の田嶋幸三会長が12月10日、成田発の航空機でカタールのドーハへ出発する前にメディアの取材に応じ、日本人監督と選手とのコミュニケーション力のアドバンテージについて改めて言及した。

 

森保一監督の名前こそ出なかったが、すでに複数メディアで報じられているように代表監督の「続投」が極めて濃厚な状況だ。

 

田嶋幸三会長は、アジアサッカー連盟などの会議出席のためカタールへ入り、W杯カタール大会終了まで滞在する予定。大会は18日まで。

 

年内の日本サッカー協会の予定としては週明けに第13回理事会が開催される。

 

……

 

日本サッカー協会ではW杯アジア最終予選期間中の3月27日に、定時評議員会で承認された新役員による理事会を開催、互選により田嶋幸三現会長の再任が正式に承認された。

 

会長は4期、または70歳が上限で田嶋幸三会長は4期目となり任期は2024年3月まで。現在、広島市中区に建設中の新サッカースタジアム竣工時期に重なっている。

 

この時の理事会では副会長に林義規副会長と岡島喜久子副会長が再任され、新副会長には、シニアアドバイザーを務めていた岡田武史氏と3月15日にJリーグの第6代チェアマンに就任した野々村芳和氏が就任した。

 

また、池田浩理事、三好豊理事、宗政潤一郎理事(広島県サッカー協会副会長兼専務理事)が常務理事に昇格した。

 

……

 

W杯カタール大会を2カ月後に控えた9月16日、広島市街地のど真ん中、NTT基町クレドふれあい広場で「11月に開催されるワールドカップサッカーを広島で盛り上げよう!!」プロモーションイベント(広島県サッカー協会主催)が開催された。

 

田嶋幸三会長もイベントに呼ばれ、広島県の湯崎英彦知事、広島市の松井一実市長と”共闘”を誓った。

 

 

広場に隣接するリーガロイヤルホテル32階では、このイベントに先立ち広島の今後を左右する“サッカーサミット”が開催された。

 

 

出席者は田嶋幸三会長、湯崎英彦知事、松井一実市長、広島県サッカー協会の古田篤良会長で、日本サッカー協会の須原清貴専務理事、広島県サッカー協会の野村尊敬最高顧問、宗政潤一郎副会長兼専務理事も同席した。

 

 

”サミット”の議題は2つ…

 

・2022年W杯サッカーカタール大会への期待について
・広島県・広島市と日本サッカー協会、広島県サッカー協会の今後の連携について、新サッカースタジアムでの日本代表戦(各カテゴリー)による平和記念試合の開催推進の確認

 

二つ目の「新サッカースタジアムでの日本代表戦(各カテゴリー)による平和記念試合の開催推進の確認」の中で田嶋幸三会長は次のように述べた。

 

 

「まずほんとに(32階のフロアの窓から見下ろす)このスタジアムの建築状況を見て、もうこれが(知事と市長)お二人の何よりの激励なんだなと思っております。こういうスタジアムに相応しい代表チームをしっかりと作っていきたいですし、実際にサンフレッチェ広島は今Jリーグ上位で優勝のチャンスがあり、そしてルヴァンカップ、天皇杯も合わせてこの3つ、三冠王を競っているのは広島だけです」

 

 

「私の現役のころはほんと、広島、静岡、埼玉じゃなければ勝てないという時代でした。そういう意味でもここにおられる古田会長を始め多くの代表選手、指導者を輩出してきたこの広島県です。また、スポーツ、サッカーで盛り上がっていただければと思っています」

 

「この3年間はコロナで健康でなければスポーツも何もできないということを我々は知ることとなりました。そしてウクライナの様々な問題が始まり、平和でなければスポーツができないと私たちは気付いたと思っています。改めて健康であること、平和であることの尊さをスポーツに関わる私たちの側から世界に発信していかなければいけない。唯一の被爆国である日本、この広島そして長崎出身の森保監督ならでは、ということでほんと常々彼は平和を伝えています。そのことを忘れず我々も日本の代表そして世界に平和と健康について伝えていかなければいけないと考えます」

 

この話のあと、新スタジアムで森保ジャパンの代表戦を!の声が上がったことは言うまでもない。

 

田嶋幸三会長が「完全バックアップ」を約束して誕生した森保一代表監督の5年に及ぶ挑戦は、紆余曲折の末にドーハの歓喜を国民に届け、そして”第2章”へと向かう。

 

原爆慰霊碑から原爆ドーム結んで北に伸びる「平和の軸線」の延長線に沿って完成する新サッカースタジアム。サンフレッチェ広島監督当時、原爆ドームすぐそばの「旧広島市民球場跡地」へのスタジアム建設のため奔走していた森保一監督は、そこから北側におよそ450メートル離れた中央公園内に誕生する。場所は違えど平和×サッカーの新空間というコンセプトはいっしょ。ポイチの願いがまたひとつ実を結ぶ。(この項つづく)

(ひろスポ!W杯取材班&田辺一球)

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