一軍再昇格を果たした小園(画像左)と大盛(右)は、矢野(奥)、菊池(手前)とアップ
7月4日からの阪神3連戦を前にマツダスタジアムでの試合前練習に小園と大盛が合流した。
ここまで貯金5で3位の広島は貯金12で首位を行く阪神までゲーム差3・5。マイナビオールスターゲーム2023(19日バンテリンドームナゴヤ、20日沫まで広島の残り試合は12で締めは現在2位のDeNA。球宴前の時点で何位につけ、いくつ貯金できているか…
小園は開幕戦の「一番ショート」をその1試合で”不適”とされ、打っても守っても精彩を欠いたため4月21日に出場登録を抹消された。
二軍降格後もエラーはするわ、打てないわで苦しい時期を過ごしていたが、心機一転、持ち前のガッツで攻守両面でキレが戻ってきた。
二軍ではセカンド、ショートでのスタメン起用が続いており、上本・矢野・田中広輔の3人体制でスタメンを回しているショートと菊池のバックアップとしてのセカンドでの起用が予想される。
大盛は2月のキャンプ以降、新たな打撃フォームを固めて開幕スタメンを射止めながら、12試合7打数1安打、打率・143で二軍再調整となった。
やはり打撃が上向くまで相当の日数を要したが、新たなフォームで広角に質のいい打球が飛び始め、降格当初2割5分前後だった打率を2割9分台まで引き上げた。自慢の足も接戦の続くペナントレースでは大きな武器だ。