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2023年07月16日
編集部

国際学院と武田が2試合連続コールド勝ち、廿日市は夏101勝ならず、広島新庄に挑んだ海田接戦に持ち込む~第105回全国高校野球選手権記念広島大会第6日

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画像は大会優勝旗

 

 

第105回全国高校野球選手権記念広島大会第6日(7月16日)

 

2回戦10試合が県内5球場であった。

 

 

<鶴岡一人記念球場>
武田13-0大柿(五回コールド)
広島工41-1福山商・上下・河内(五回コールド)

 

個々の選手のフィジカルトレへの取り組みなどで知られる武田はこの夏も力強い。四回、打者15人で11得点。「公式戦単独出場」が目標のひとつでもある大柿は9人で大会初戦に臨んだがヒットを放つことはできなかった。

 

……

 

広島工と福山商・上下・河内の対戦は、その意義を考えさせられる結果になった。広島工の得点は初回から11、4、11、15でバスケのスコア並み。計23安打31打点で10点は「打点」以外、ということになる。一番の濱中良惟(2年)は7打数3安打4打点。五番の竹中蒼空(3年)は本塁打を含む2の2で4打点。福山商・上下・河内は11失策。

 

 

<ぶんちゃんしまなみ球場>
尾道北10―3世羅(七回コールド)
城北8―4三原(延長十一回タイブレーク)

 

尾道北は初戦コールド発進となった。初回に2点を奪うとすぐに3点を返されたが二回に4対3と勝ち越して五回に6点を加えた。尾道北の11安打の半分以下、5安打止まりだった世羅は、しかしよく粘った。初戦快勝で勢いに乗って臨んだ2回戦の突破はならなかったが、他のクラブから3人の応援を得て10人で出場して四回までは互角の戦いを演じた。

 

……

 

城北と三原は互いに譲らぬ好ゲームになった。城北は一、二、三回に1点ずつを奪い、三原が八回に追いついた。3対3で延長タイブレークとなり延長十回も1点ずつ。迎えた延長十二回、城北が4点を奪い勝負あり、となった。安打数は城北9、三原8だった。

 

 

<エブリイ福山市民球場>
庄原実11-8神辺(延長十回タイブレーク)
府中8-6庄原格致

 

庄原実と神辺の一戦は点の取り合いになり7対7で延長タイブレークに突入。庄原実が延長十回に4点を奪い、神辺最後の反撃は1点に終わった。九回までで3投手を投入した神辺は延長十回に先発して七回まで投げた絵馬歓紀(3年)を再度マウンドに送ったが踏ん張り切れなかった。18安打の庄原実は1回戦に続く二桁得点。

 

……

 

府中は3点を追いかける七回に6点を奪って7対4と試合をひっくり返した。終わってみれば安打数は府中の11本に対して庄原格致も10本。投げても互いに継投策となり、八回終了時点では7対6…最後までどう転ぶか分からない2時間37分になった。

 

 

<バルコムBMW野球場>
五日市6―4安西
国際学院7―0沼田(七回コールド)

五日市と安西は好ゲームになった。初回に安西が1点先制、三回に五日市が同点に追いつきさらに三番・長田晃(3年)の3ランで勝ち越した。七回には安西が1点、五日市が2点を加えて五日市が6対2とリード。しかし安西は九回に反撃して2点差まで迫った。五日市のエース池田龍句(3年)は8回122球を投げ、安西のエース平佐凌雅(2年)はひとりで124球を投げ切った。

 

……

 

1回戦二桁得点だった国際学院が13安打を放って2試合連続のコールド勝ち。しかも公式戦初先発となった11番の村上大地(2年)が八回参考記録の完全試合を達成した。打者24人から13三振を奪った本格派右腕だが、投手は高校に入ってから、まだ伸びしろが十分にありそうだ。

 

 

<三次運動公園野球場>
広島新庄8-0海田
安芸府中6-5廿日市

 

第1シードで夏制覇を目指す広島新庄に、1回戦コールド勝ちの海田が挑む一戦はスコアとは別次元の激戦になった。

 

広島新庄は二回に2点を先制したものの三回から八回までゼロ行進。五回には外野の守備を固める選手交代も行われた。三回途中から二番手でマウンドに上がった海田のエース地主健吾(3年)の前に、詰まった打球が野手の正面を突く場面が増えた。

 

追いかける海田は八回、先頭の六番・光井健志郎(2年)が追い込まれてからフルカウントまで粘ってセンター前ヒット。これが広島新庄のエース、新田遥輝(3年)から放ったチーム2本目のヒット!しかしその後は二盗失敗などで二死一塁となり、地主健吾の代打・吉田夏樹(3年)が見逃し三振に倒れた。

 

……

 

安芸府中と廿日市は2時間49分の熱戦になった。五回を終えて4対4。そのまま九回を迎えると先攻めの安芸府中が2点勝ち越し。その裏、廿日市も反撃して1点差まで迫ったが及ばなかった。廿日市は9人で戦い1回戦では大会通算100勝を達成、この日も安芸府中の8安打を上回る13安打と充実した夏になった。

 

 

17日は試合がなく、18日から3回戦に入る。

(ひろスポ!取材班&田辺一球)

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