広島-中日20回戦(マツダスタジアム・9月2日)
※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。
前日1日の中日19回戦を3対5で落とした広島は阪神追撃へあとがない状況。
森下を立てて必勝態勢で臨んだこの日は二回に1点を先制すると三回には四番龍馬に代打松山を送り犠飛で加点、続くマットにも適時二塁打が出て3対0とリードを広げた。
龍馬に代打、でスタンドもざわついたが、中日先発の高橋宏斗は広島にとっては天敵。昨季は3試合19回1/3で堂林のソロによる1点しか奪えなかった。
今季も2試合で計13回で右腕の自責点1。中でも龍馬は重症で、昨季は6タコ5三振、今季もこの日の第1打席の三ゴロを含めて10の0…
現在、ゲーム中なので龍馬のコンディションは分からないが、新井監督の勝負手、低目に強く高橋宏斗のスプリットも苦にしない代打松山は吉と出た。(ひろスポ!取材班)
※以下、試合後加筆
試合後、新井監督は龍馬の右脇腹の状況が不安視されていたことをメディアに明かした。しかし、それだけが交代の理由ではないだろう。苦戦の原因になっている高橋宏斗のスプリット対策として、龍馬打ちと双璧を成す松山の低目打ちに賭けたのだろう。
そうでなければ三回での代打松山はありえない。守備のことも考えれば大盛がいるし、田中広輔、それに坂倉もいる。“主”は龍馬ではく、松山…