画像中央が湯崎英彦知事、左が浦 伸嘉社長、右が朝山正悟チームキャプテン
広島ドラゴンフライズの浦 伸嘉代表取締役社長と朝山正悟チームキャプテンが9月27日、広島県庁に湯崎英彦知事を訪ね、Bリーグ開幕へ向けての抱負などを伝えた。
浦 伸嘉社長は冒頭、「Bリーグプレミア」(2926年10月スタートの新リーグ)参入への審査基準クリアを目指すシーズンであること、先ごろ開催された千葉ジェッツとのプレシーズンマッチでは新リーグ参入基準の「平均4,000人以上」を超えるクラブ最多の4,851人を記録したこと、10月21日(土)22日(日)のホーム開幕戦のチケットはすでに完売間近となり4,400人前後の集客が期待できることなどを湯崎知事に伝えた。
なお、Bリーグプレミア参入への審査条件は次の3点
・基準を満たしたアリーナの確保
・観客動員4000人以上(試合平均)
・売上高12億円以上
湯崎英彦知事の話
ドラゴンフライズは10周年目というこの歴史の中で、だんだん強くなって活躍し成長が目に見えるようなチームです。さらに朝山選手にはインクルージブ・スポーツ・フェスタ広島(9月30日と10月1日、東広島市メイン会場の、障害の有無を問わずパラスポーツを体験できるイベント)のお手伝いをいただいたりとか、地域にすごく根付き貢献していただいているということで、広島のチームとして本当に定着してきたという感じがあります。去年もすごくいい成績(チャンピオンシップ初出場)でしたが今年もさらに上回っていただけるんじゃないかという期待を持って、シーズンスタートでわくわくしているところです。
浦 伸嘉社長の話
先ほど、湯崎知事にもおっしゃっていただきましたようにクラブ創立10s-ズン目、節目の年だと感じております。その節目の年に2026年から新たに生まれ変わるBリーグプレミア、そこに向かっての最終審査のシーズンでございますのでクラブとして結果を残さないと26年からの新しいリーグに入れません。
結果を残してライセンスを獲得したいと強く思っていまして、その中でも特に、先ほどからお話に出てます集客ですね。平均4,000人をホームで入れないといけない、それがひとつのハードルでございますので、ここをチーム・フロントが一丸となってひとりでも多くのお客様に来ていただきながら、新規の方にもたくさん来ていただけるんじゃなかなと思っています。必ず県民の方にご協力していただきながら、ライセンスを取りたい、そういうことがスポーツ王国広島の力の証明にもなりますし、言い方は悪いのですが広島の底力を見せつけたいなと強く思っています。
朝山正悟チームキャプテンの話
個人的にも今シーズンキャリアとしての20シーズン目になります。その中で3年ぶりにキャプテンに復帰させていただくということで、まずはしっかりと自分の役割をまっとうしていきたいという強い決意でいます。ゲームキャプテンとして頼れるふたり(寺嶋良、ドウェイン・エバンス)がしっかりコートの中で引っ張ってくれると思いますので全員がしっかりとパフォーマンスを発揮できるようにサポートしていけたらなと思います。
チームとしては何としてもCSのホーム開催(西地区1位が目標)を勝ち取ること。昨シーズン、アウェイでそれを実際に経験して全員が感じた部分だと思いますのでそこを何としても掴み取っていきたい、そういうシーズンにしたいと思います。
広島ドラゴンフライズではすでに三次市、福山市、廿日市市でも首長への表敬訪問を終えており、この日は広島市の松井一実市長の下も訪ねた。
9月30日(土)、マツダ スタジアム午後6時開始の広島-阪神戦では「広島東洋カープ× 広島ドラゴンフライズ コラボDAY」として朝山正悟チームキャプテンの始球式やドラゴンフライズ選手の写真撮影会、フライガールズとモヒカンアビィのCCダンスなど様々な企画が予定されている。